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低消費電力技術

UltimateLowPowerTM


NECエレクトロニクスは独自の低消費電力技術「UltimateLowPower」の確立により、携帯機器分野をはじめとした幅広いアプリケーションにおいて、チップの消費電力を劇的に低減することに成功しました。
この技術を適用しない場合と比較するとスタンバイ電力を1/10以下に低減できるだけでなく、動作時電力も抑えることが可能となります。


図1
図1

デバイスの微細化に伴い電源電圧は低く設定されるため、動作電力を低減することが出来ます。一方で、低い電源電圧下で一定の性能を維持するためには、VTH(しきい値電圧)およびゲート絶縁膜厚を小さくしなければならず、その結果、スタンバイリーク電力が増大してしまいます。特に130nm以下の世代では、スタンバイリーク電力の増大は致命的な問題となります。 UltimateLowPowerは、動作電力を抑えると同時に、スタンバイリーク電力も低減できる画期的な技術なのです。


図2
図2


UltimateLowPowerの3つの技術

UltimateLowPowerは以下の3つの技術からなり、これらの新しいデバイス構造、回路技術により、消費電力を劇的に削減しています。



このように、UltimateLowPowerは回路技術とデバイス技術のシナジーにより、チップの低電力化を実現するもので、65nm製品にてボディバイアス最適化設計、モニタ回路技術を導入、55nmではHigh-k絶縁膜を採用し、究極の低消費電力化を達成しています。


図3
図3


アプリケーションに最適なアプローチ

デバイスの低消費電力化は重要なファクターですが、消費電力と性能はトレード・オフとなる側面もあります。各アプリケーションに最適な消費電力と性能のバランスを算出し、UltimateLowPowerの各技術を駆使することで、低スタンバイリーク重視の携帯機器分野から、高速動作重視のサーバー分野まで、すべてのセグメントにおいてスタンバイ電力の低減が可能となります。


図4
図4