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2. 詳細


2.3 取扱注意事項

2.3.1 トレイ 2.3.2 各種包装等
2.3.3 完全ドライパック包装 2.3.4 保管
2.3.5 ベーキング  


2.3.1 トレイ
収納しているデバイスが、収納部より外れるとリード曲がりの原因となりますので、以下の事項に注意して作業してください。

1. トレイの結束テープを切るときは、トレイをしっかり押さえて行ってください。
2. 結束を外した状態でトレイの移動は避けて下さい。
3. トレイ内部の製品の詰め替えは、リード曲がりにご注意下さい。真空ピンセットや吸着器を使用してリードに触れないようにしてください。
4. 製品収納位置は、位置ずれのないようにしてください(図2-6)。
5. トレイを積み重ねるときは衝撃を与えないようにしてください。
6. 積み重ねたトレイとトレイの隙間に異常がないことを確認して下さい。デバイスが収納部より外れていると、トレイとトレイの間のすき間が大きくなります。


図2-6 トレイ内の製品収納位置


2.3.2 各種包装等

1. 個装箱は、ていねいに取り扱って下さい。極度の振動や衝撃*を与えると、SMDの端子が変形したり、本体が破損したりする恐れがありますのでご注意ください。特に個装箱から出したあと(袋状態、トレイ結束状態)の落下、衝撃はSMDの端子変形、トレイ破損の恐れがあります(*JIS Z0200レベルIIを越える外力)。また、高温多湿の場所で保管することは避けてください。
2. 包装材(トレイ・マガジン等)は、静電気対策が施してありますが、製品の取り扱いの際は、静電気障害に十分注意して取り扱ってください。
3. 透明プラスチック・マガジンは、表面に帯電防止剤を塗布してありますので、以下の点にご注意ください。
a) 水洗いすると帯電防止剤が溶解し、帯電防止効果がなくなる可能性があります。
b) 表面を何回も摩擦すると帯電防止効果が低下するので、マガジンへのSMDの出し入れはなるべく最小限にとどめてください。
4. テーピング包装品のテープおよびリールは耐熱仕様ではありませんのでベーキング処理は行わないでください。
5. トレイのリサイクルのお願い
環境保護のため、トレイの回収、再利用を行っておりますので回収にご協力お願いします。トレイに粘着物が付着すると再利用不可となりますので粘着テープでの結束をしないようお願いします。


2.3.3 完全ドライパック包装

1. 取り扱いは十分注意し、極度な衝撃を加えたり、先端の鋭角なもので完全ドライパックを刺したりしないでください。ドライパックが破れ、製品が吸湿し品質が劣化します。
2. 完全ドライパック開封後の確認事項
ドライパック包装内に湿度インジケータ・カードが同封されています。このインジケータ・カードは吸湿すると青からピンクに変色します。その場合は製品が吸湿している可能性がありますのでベーキング処理をお願いします。
3. .完全ドライパック開封後の使用期限
ドライパック開封後は、袋に貼り付けたラベルの保管期限内にはんだ付けしてください。
4. 完全ドライパック開封後、保管期限を越えた製品の処理
保管期限を越えた製品は、125℃のベーキング処理を行ってください。ベーク時間は製品個々に異なりますのでご注意ください。
5. 完全ドライパック品を箱から取り出し、ドライパックを積み重ねる場合は間に緩衝材を入れてください。


2.3.4 保管

保管環境が極端に悪い場合、はんだ付け性の低下や外観不良、特性劣化を生じる恐れがありますのでご注意ください。
保管環境については、以下の条件を推奨します。

(1) 温度:5~30℃(ドライパック開封後は25℃以下)
(2) 湿度:20~70%RH以下(ドライパック開封後は65%RH以下)
(3) 雰囲気:亜硫酸ガスなどの有害ガスがなく、ほこりが少ないこと。
(4) その他:包装容器が変形するような振動、衝撃などが加わらないこと。


また、積み重ねによる荷重にもご注意ください。
製造後2年以上を経過した場合には、使用前にはんだ付け性、端子の錆について確認することを推奨します。


2.3.5 ベーキング

(1) トレイ包装品
トレイには非耐熱と耐熱の2種類があります。ベーキング処理を施す場合には、耐熱トレイを使用してください。
耐熱トレイには「耐熱」、「HEAT PROOF」、「XXX℃ MAX」などの表示がしてあります。
耐熱トレイの許容温度は、135℃MAXです。
なお、非耐熱トレイの許容温度は50℃MAXです。したがってベーキングはできません。
(2) マガジン包装品
プラスチック製マガジンは、耐熱仕様ではありません。
したがって、やむを得ずベーキング処理を施す場合は、耐熱性容器に移し替えて実施してください。
(3) テーピング包装品
粘着テープ、エンボステープ、リールは耐熱仕様ではありません。
したがって、やむを得ずベーキング処理を施す場合は、耐熱性容器に移し替えて実施してください。その場合、テーピング実装は不可能となります。


※注意:ベーキング処理を施す場合には、リード曲がりを生じさせないように十分ご注意ください。


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