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2. 詳細


2.1 ドライパック包装
NECエレクトロニクスでは、お客様に安心してはんだ付けしていただける様、吸湿管理デバイスには、ドライパック(デバイスが水分を吸収しない)包装を施しております。
ここでは、ドライパック包装における吸湿特性について説明します。


2.1.1 完全ドライパックと簡易ドライパック 2.1.2完全ドライパックの長期保管
2.1.3 完全ドライパックの再封止  


2.1.1 完全ドライパックと簡易ドライパック
図2-1はQFPの薄型パッケージ(1.5mm厚)の完全ドライパック品と簡易ドライパック品を各々、40℃、90%の雰囲気に放置した場合の吸湿特性を示しています。
この図から簡易ドライパック品のパッケージはかなり吸湿するのに対し、完全ドライパック品のパッケージはほとんど吸湿しないことが分かります。


○完全ドライパック
吸湿管理デバイスを入れる袋がアルミラミネート製で乾燥剤が同封された包装形態

○簡易ドライパック
主に吸湿管理されていないデバイスを入れる袋が透明プラスチック製の包装形態
図2-1完全ドライパックと簡易ドライパック

図2-1完全ドライパックと簡易ドライパック

2.1.2 完全ドライパックの長期保管
図2-2は、QFPの薄形、厚形パッケージ(1.5mm厚、3.7mm厚)をそれぞれ完全ドライパックしたものを3つずつ作り、40℃、90%の槽にそれぞれ0時間、1ヵ月、1年間放置した場合の吸湿特性を示しています。この図から、完全にドライパックしたパッケージは1年後でもほとんど吸湿せず、防湿効果があることが分かります。


図2-2完全ドライパックの長期保管特性
図2-2完全ドライパックの長期保管特性

2.1.3 完全ドライパックの再封止
ここではお客様が完全ドライパックされた吸湿管理品を実装しきれず、テープで再封止した場合の下記項目について説明します。

(1) 吸湿特性  (2)制限事項


(1) 吸湿特性
図2-3はQFPの薄型パッケージ(1.5mm厚)をアルミラミネート袋に乾燥剤といっしょに入れ、図2-4のようにセロハンテープまたはビニールテープで再封止仮止めし、その再封止したものを40℃、90%放置したものの吸湿特性を示しています。
同図から、再封止でもパッケージはほとんど吸湿しないため、かなり効果があることが分かります。
なお、再封止は、温度、湿度が上がると効果が薄れるため、168H以内で管理することをお奨めします。

図2-3アルミラミネート製再封止の吸湿特性

図2-3アルミラミネート袋再封止の吸湿特性


図2-4アルミラミネート製再封止方法

図2-4アルミラミネート袋再封止方法


(2) 制限事項
テープで再封止を行う場合には、下記のことに注意してください。
(a)再封止はドライパック開封後の制限時間内に前頁図2-4の方法に従って行い、回数は1回とする。
(b)再封止の制限時間は168Hとする。
(c)再封止の封止時間はドライパック開封後の制限時間に含めない。
※ドライパック開封後の制限時間は、各製品のはんだ付け条件を参照してください。
次に再封止の保管時間計算例を説明します。

例)ドライパック開封後、72時間以内に使用しなければならない製品の場合、保管時間は下記の通りとなります。
図2-5 再封止の保管時間計算例
図2-5 再封止の保管時間計算例
この場合、ドライパック開封後の制限時間は、X+Z=72H、開封口をテープで止めた後の保管時間は、Y=168Hとなります。したがって、保管時間の総和は、240Hとなります。



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