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第4章 実装上の留意点


4.4 LGAの接合プロセス

4.4.1 実装事例
   
FPLGA
□5mm 64p FPLGA 0.5mmピッチ
実装条件
基板仕様
・FR-4/4層基板
・基板サイズ: 40×110×t0.8mm
・ランド構造/寸法: ランド構造NSMD、ランド径=Φ0.3mm、SR開口径=Φ0.35mm
・ランド表面処理:耐熱プリフラックス
図4-24 パッケージ搭載部のパット部外観
  • Cuランド径は、パッケージ側のランド径に合わせます。理由は、実装後の応力をはんだ接合部に均等に配分させるためです。
  • ランド構造は、特に理由がない限りNSMD構造にします。NSMDの方がSMDより温度サイクル性等の実装信頼性が向上します。但し、引出し配線とSR開口部が交差する部位は、機械的ストレスで断線しやすいのでティアドロップ形状にし、その部位の配線幅を極力広くするようにします。

マスク仕様
・開口径=Φ0. 3mm、厚さ=t110µmm
(メタルマスク:アディティブ)
図4-25 はんだ印刷後外観

マスク厚は100~120µmにし、マスク開口径は、基板ランド径に合わせます。但し、PKGや基板の反りの影響を受けやすい場合は、開口径をPKGランド径の約1.2倍に大きくします。

はんだペースト
・Sn-3Ag-0.5Cu はんだ粒径:20~36µm フラックス:無洗浄RMAタイプ
ファインピッチ対応のはんだペーストをご使用ください。

パッケージ認識,搭載
・搭載機:視覚認識付多機能装着機,パッケージ認識方法は外形認識
FPLGAの認識方法は、ランド形状が同一でないため、外形認識の方が適しています。

実装条件
・実装前処理→リフロー実装
125℃/10hベーク → PKG吸湿30℃/70%/168h → リフロー240℃×1回
図4-26 実装温度プロファイル

実装は、デバイスの耐熱保障温度プロファイル以下で且つ、使用はんだペーストの推奨温度条件範囲内で行います。

実装性確認
図4-27 実装後X線
ボイドが見受けられますが、実装信頼性には影響しません。

図4-28 実装後断面
良好なはんだ付けが行われています。

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