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Mobile CMADS™ (Current Mode Advanced Differential Signaling)とは、モバイル機器向けLCDへの画像データ転送を行なうための、高速シリアルインタフェース規格です。次のような特長を持っております。
機器設計の場面では、伝送データ大容量化による信号線の増加、これに伴うEMIノイズ対策や消費電力の抑制等の課題に対応すると同時に、携帯電話のリボルバー式に代表されるフレキシブルな筐体設計ができるように、ヒンジ部の配線を極力細くする等の配慮も迫られています。Mobile CMADS方式を採用することでデータ用配線数を削減することができ、グラフィックコントローラICのパッケージやフレキ基板の小型化が可能で、お客様セット装置のダウンサイジングに貢献いたします。
独自の高速シリアル転送技術により低振幅伝送が可能で、CMOSパラレルインターフェイス、CMOSシリアルインターフェイスと比較し、低EMIノイズを実現しております。それにより、EMIフィルタ部品数を削減することができるため、部品点数の削減、セットの小型化が可能になります。また、画像データ転送量の増加によるセット装置全体のEMI問題が回避でき、LCDの高解像度化、セット装置の容易なEMI設計を可能としています。
モバイル機器には、機能向上と共に低消費電力化が求められております。デジタルスチルカメラ(DSC)機能やオーディオ機能など、処理データ転送量は増加の傾向にあります。Mobile CMADSの消費電流は1レシーバあたり600μA~1mA程度と、CMOSシリアルインターフェイスやminiLVDSと比較して消費電流が小さいのが特長です。
トランスミッタ回路は、Nchオープンドレインで構成しているので移植性が高く、お客様のアプリケーションチップへの内蔵が容易です。これまで必要だった、安定動作確保が困難なアナログ回路をトランスミッタ側に内蔵不要なため、より簡単なセット設計が可能です。
当社は、これらの大きな特長を持つMobile CMADS™に対応した製品を既にリリースしております。LCD用ドライバIC、および現在のお客様のパラレル方式のCPUに簡単に外付けできるブリッジICもご用意しております。