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改訂 2007年11月 対象品種
ここでは、「所定の出力電流が流れたときの出力ON電圧を所定以下にする」ことができる入力順電流(IF)の値を、以下の2段階で求めます。
「コレクタ電流vs.コレクタ・エミッタ間電圧」特性曲線の立ち上がり部分で、所定の出力電流が流れる曲線を選び、その曲線上で、VCE=2Vのときのコレクタ電流(IC)の値を求めます。 ただし、これはお客様の便宜のために「目安」を提供するもので、結果について、いかなる保証もするものではありません。 また、データ・シート規格の試験条件以外でご使用の場合は、CTR値のばらつきなどにより、実際の特性がデータ・シート記載の標準特性曲線およびこのツールの計算結果から外れる場合もあります。 当社フォトカプラは、実際にご使用になる条件での特性をご確認の上、ばらつきなどを十分考慮してご使用ください。 1.「所定の出力条件を満たす」特性曲線の、VCE=2Vにおけるコレクタ電流(IC)の値を求める。原理的には、次の図「コレクタ電流(IC)vs.コレクタ・エミッタ間電圧(VCE)」上で、必要とする出力電流(縦軸)が流れたときのON電圧(横軸)が、希望する値よりも小さい曲線を選ぶことになります。 ![]() 図1 コレクタ電流(IC)vs.コレクタ・エミッタ間電圧(VCE) これらの品種では、コレクタ電流IC(@VCE=2V)がおよそ100mA程度で電流伝達率CTRが極大となり、それ以上では入力順電流IFを大きくしてもコレクタ電流ICの増加は鈍くなります。 上の図で見るとおり、これらの品種のコレクタ電流(IC)はVCE=1V付近でほぼ直線的に立ち上がり、そのまま VCEを大きくしても、ほぼ一定の電流(IC)値を維持します。 このとき、立ち上がり部分で流すべきコレクタ電流(IC)の値は、そのときのコレクタ損失が使用最大温度における許容損失(PC)を越えないよう、十分配慮して決めなければなりません。 読み取ったその値が100mA以下であれば、次の「2」項で、必要な入力順電流(IF)の値を求めることができます。 2.「1」で求めたVCE=2Vのときのコレクタ電流(IC@VCE=2V)値から、必要な入力順電流(IF)の値を求める。こちらは、原理的には次の図「電流伝達率vs.順電流」上で、指定の電流伝達率(CTR)のカプラにおいて、「1」で求めたコレクタ電流(IC@VCE=2V)を流せる順電流(IF)値を逆算することになります。 ![]() 図2 電流伝達率vs.順電流 次の表に、上記の「1」で図1から読み取ったVCE=2Vのときのコレクタ電流(IC)値と、使用するフォトカプラのCTR値(@IF=1mA)を入力すると、「1」で求めたコレクタ電流(IC@VCE=2V)を流せる順電流(IF)の値が求まります。
ここで求めた入力順電流(IF)を「目安」として、十分な余裕を設けてご使用ください。 |