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光MOS FETの機能はリレーそのものであるため、接点の開閉機能も従来のメカニカルリレーになぞらえて説明すると理解しやすくなります。メカニカルリレーの開閉機能にもいくつかの種類があるように、光MOS FETにも接点の開閉のしかたにいくつかのバリエーションがあります。以下のa接点、b接点、c接点という呼び方はメカニカルリレーでの呼び方を継承してます。
a接点タイプは1次側の発光ダイオードに電流を流した場合に2次側が閉じて電流を流れ、逆に1次側に電流を流さない場合(ノーマリ)に2次側が開く(オープン)タイプです。このため「ノーマリ・オープン」と呼ばれます。オープンの状態はスイッチとしてはオフの状態であるので、「ノーマリ・オフ」と呼ばれる場合もあります。
光MOS FETのうち、品名がPS7×××-1Aまたは-2Aとなっているものがa接点タイプに相当します。
b接点タイプはa接点タイプとは逆の動作となります。すなわち、1次側の発光ダイオードに電流を流した場合に2次側が開き、逆に1次側に電流を流さない場合(ノーマリ)に2次側が閉じて(クローズ)電流が流れるタイプです。このため「ノーマリ・クローズ」と呼ばれます。クローズの状態はスイッチとしてはスイッチとしてはオンの状態であるので、「ノーマリ・オン」とも呼ばれます。
光MOS FETのうち、品名がPS7×××-1Bまたは-2Bとなっているものがb接点タイプに相当します。
c接点タイプはa接点タイプとb接点タイプを対にしたものです。メカニカルリレーの場合には回路の切り替え機能となりますが、光MOS FETの場合にはa接点タイプとb接点タイプの2つの光MOS FETを1つのパッケージに組み込んだものになります。光MOS FETの場合は1次側も2次側も2つになりますが、1次側の発光ダイオードを外部で直列に接続し、2次側の2つのMOS FETを直列接続して中間を共通端子として引き出せばメカニカルリレーのc接点タイプと類似の機能となります。このタイプは単なる開閉ではなく回路切り替えが主機能であるため、「トランスファ・タイプ」とも呼ばれます。
光MOS FETのc接点タイプはメカニカルリレーのc接点タイプとは若干動作が異なっているので注意を要します。メカニカルリレーは通常入力が1つであり、切り替えのさいにa/b両接点が同時に導通することは原理的にありえません。光MOS FETの場合は入力が2つでありa/b両接点は独立に動作するため、厳密にトランスファ型の動作をさせる(a/b両接点が同時に導通しないようにする)ためには2つの入力信号のタイミングを調節することで実現します。
光MOS FETのうち、品名がPS7×××-1Cとなっているものがc接点タイプに相当します。
光MOSFET(PS7××-1C)![]() |
ミニチュアリレー![]() |