本ウェブサイトでは、JavaScriptおよびスタイルシートを使用しております。
お客さまがご使用のブラウザではスタイルが未適応のため、本来とは異なった表示になっておりますが、
情報は問題なくご利用いただけます。
NECエレクトロニクスはこのたび、低解像度の映像や静止画像をフルハイビジョン(画素数1,920ドット×1,080ドット、以下フルHD)のテレビなどへ表示した際に生じる画像のぼやけを改善するLSIを開発し、「μPD9280GM」の名称で本日よりサンプル出荷を開始いたしました。
新製品は、1枚の画像データ内の情報を解析・処理により、拡大された画像のぼやけを改善する当社独自の「1枚超解像技術」を取り入れたシステムLSIで、(1)SDと呼ばれる標準画質(画素数640×480ドット)の動画・静止画像をフルHD(画素数1920×1080ドット)対応テレビで拡大表示した際のぼやけを改善できること、(2)10億色(30ビットカラー)の表示に対応できること、などの特長を有しております。
新製品を使用することにより、既存のDVDレコーダーやデジタルビデオカメラなどで撮影したSD画質の映像や静止画像をフルHD対応テレビへ鮮明に表示するシステムを構築できます。
新製品のサンプル価格は2,000円/個となっております。また、本年7月より月産10万個で量産を開始し、2010年には月産100万個の量産規模を計画しております。
近年、携帯電話やテレビなどのデジタル家電では、画像表示の高解像度化が製品の競争力を向上させる付加価値のひとつとなっております。その一方で、過去にデジタルカメラやDVDレコーダーで記録した映像資産と最新のAV機器の解像度の差が大きく開いております。例えばSD画質とフルHDでは6倍程度の差があり、単純に拡大すると、表示画像がぼやけた画像になってしまいます。
これを解決するため、低解像度の映像・静止画像をフルHD化する様々な画像拡大処理技術が開発されておりますが、鮮明な画像を得るためには、計算に使用するデータ量が膨大となるため、外付けの大容量メモリが必要、リアルタイム処理が困難、といった課題があります。
このような課題を解決すべく、当社はNECの中央研究所と共同で画質改善技術の研究・開発を推進し、2008年5月に、1枚の画像データの解析で鮮明な画像を実現できる1枚超解像技術のアルゴリズムを開発することに成功いたしました。また2008年11月に同技術を適用したハイビジョンテレビ画質対応のシステムLSI「μPD9245GJ」を市場投入し、好評をいただいております。そしてこのたび、さらなるニーズに応えるために、フルハイビジョンテレビ画質に対応するシステムLSIとして新製品を市場投入することにしたものです。
新製品の特長は以下の通りとなっております。
当社は新製品を過去の映像資産を現在も活用したいというユーザーニーズに応えるものと位置づけ、販売活動を積極的に展開する計画です。
また当社は1枚超解像技術を、システムLSIとしての販売および当社のデジタルAV機器向けシステムLSI「EMMATM(エマ)」や携帯機器向けカメラエンジンへIPコアとして組み込むというビジネス展開も図ることで、2010年度に100億円の受注を目指しております。新製品に適用した新しい1枚超解像IPコアも、EMMAや携帯機器向けカメラエンジンへ搭載し、さらなるビジネス拡大を図る所存です。
新製品の主な仕様は別紙をご参照ください。
ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。