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NECエレクトロニクスはこのたび、携帯電話端末でデジタルスチルカメラ並みの鮮明な映像を実現するシステムLSIを製品化し、「CE143」の名称で本年3月よりサンプル出荷を開始いたします。
新製品は、CMOSセンサと組み合わせることで携帯電話へカメラ機能を付加することができる基本的な画像処理機能をはじめ、手ぶれ防止やシェーディング補正などの機能を1チップに内蔵した画像処理用LSIです。携帯電話向けカメラとしては業界最高クラスの解像度となる1200万画素での写真撮影やフルHD対応の動画の出力が可能となっていること、当社の1枚超解像技術のIPコアが搭載されていること、などが大きな特長となっております。
当社は新製品の市場投入にあたり、画像チューニングなどの技術サポートのノウハウをもつパートナーと協力関係を構築しているため、ユーザーにLSIだけでなくソフトウェアやシステムインテグレーションを含めた携帯電話のカメラソリューションを提供してまいります。
新製品のサンプル価格は、4,000円/個(技術サポート費を除く)、量産規模としては、2009年4月から月産100万個を計画しております。
デジタルスチルカメラ並の高画素を標榜する500万画素/800万画素、さらには1200万画素のハイエンドカメラ機能付携帯電話の世界市場は、2007年の2,100万台程度から2011年には2億4,900万台程度へ年率77%程度の急成長が見込まれております。また、カメラ付携帯電話市場全体を見てもカメラの解像度は2007年においては100万画素から200万画素クラスが主流でありましたが、2010年には500万画素クラスが主流になると予想されるなど、携帯電話のカメラの高画素化は急激に進んでおります。
当社は従来からデジタルスチルカメラ向けシステムLSIの開発を行っておりますが、この分野で培った技術を2002年に携帯電話のカメラへ展開し、以降、携帯電話向けカメラの画像の高画質化にあわせ、新製品を相次いで市場に投入してまいりました。また、パートナー各社と連携を図りながら、画質チューニングなどの技術サポートを強化し、LSI提供に留まらない、システム構築支援に向けたトータルソリューションをユーザーへ提供しております。その結果、2007年に市場投入した解像度800万画素のカメラエンジン「CE131」は、デジタルカメラ並の画質を実現する携帯電話向けカメラ用LSIとして、2009年1月末現在には累計1,500万個超を出荷するヒット商品となり、市場に確固たる地位を確立しております。
このような状況のもと、ハイエンドカメラ機能付携帯電話の市場は、今後より一層、高性能・高機能などの付加価値向上が必要と見込まれ、ユーザーからはデジタルスチルカメラ並みの高画質化の実現や、フルHDに対応する動画撮影機能の搭載に対するニーズが高まっております。新製品はこのようなニーズに応えるものとして製品化されたもので、特長の詳細は次の通りとなっております。
当社は新製品を、1200万画素クラスの静止画撮影に対応するデジタルスチルカメラおよびフルHD撮影に対応するカムコーダの機能を兼ね備えたLSIとして位置づけ、積極的な拡販活動を図る所存です。また、今後はこのCEシリーズのラインナップをさらに強化し、500万画素から1200万画素までのハイエンド携帯電話向けカメラ用LSIの市場において、トップとなる30%のシェアを狙ってまいります。
新製品の主な仕様は別紙をご参照ください。
なお、当社は本年2月16日から19日までスペインのバルセロナで開催されるモバイル機器関連の展示会「Mobile World Congress 2009」においてNECブース内に出展し、新製品のデモンストレーションを実施する予定です。
ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。