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NECエレクトロニクスはこのたび、主として東欧、ロシア、インド、南アフリカなどで普及が見込まれている次世代映像規格「H.264」の標準画像(以下SD)放送対応に特化したセットトップボックス(以下、STB)向けシステムLSIを2品種開発し、「EMMATM(エマ)3SL/LP」、「EMMA3SL/L」の名称で、本日よりサンプル出荷を開始いたしました。
新製品はいずれも、映像やオーディオといったデジタル信号のデコード(伸張)機能や画像表示機能などデジタル放送を受信するシステムに必要な機能を1チップ上に集積した画像処理用LSIです。また、EMMA3SL/LPは、デジタル有料放送受信時の不正使用防止機能を内蔵しております。
新製品は、(1)現在、一般的な動画圧縮規格として普及しているMPEG2の2倍以上の圧縮率を実現可能とされている次世代の映像規格、H.264のなかでもSD放送対応に特化していること、(2)システム構築に必要な各種外付け部品/機能を内蔵しているため、部品コストの低減が可能であること、(3)特にEMMA3SL/LPは、H.264放送の運用上、インドの衛星放送などの各デジタル有料放送で適用されることが多い不正使用防止機能や新しい放送セキュリティ仕様であるDVB-CIplus規格に対応可能であること、などの特長を有しております。
ユーザーは新製品を採用することにより、低消費電力性能に優れたH.264 SD放送対応のSTBを低コストで構築できるようになります。
新製品のサンプル価格は、2品種ともに2,000円/個となっており、量産規模としては、2009年度第2四半期から2品種合計で月産50万個を計画しております。
当社はデジタルAV向け半導体を戦略事業分野のひとつとして積極的な事業を推進しております。特に1998年に世界で初めてデジタル放送受信用のセットトップボックス向けシステムLSI「EMMA」を発売して以来、STB、デジタルテレビおよびDVDレコーダの3つのカテゴリに対し、同シリーズの製品を積極的に販売してまいりました。
一方、近年になり、世界各国のデジタル放送において、新たな映像圧縮規格であるH.264が普及しつつあります。この中で、特に東欧、ロシア、インドや南アフリカなどのデジタル放送においては、SD放送の普及が見込まれており、ユーザーからはH.264 SD市場に最適なシステムLSIの早期市場投入を求める声が高まっております。
当社は、H.264対応のSTB市場に対応するEMMA製品として、2008年5月に「EMMA3SL/HD」、「EMMA3SL/SD」を市場投入しておりますが、新製品はこれらの開発で培われた技術を流用し、SD専用品として開発したもので、特長の詳細は次のとおりとなっております。
当社は新製品がH.264 SD対応のSTBに最適な製品と考えており、これらを必要とする分野に対して積極的な販売活動を展開することにしております。
なお、当社は、2月2日から2月5日までロシアのモスクワで開催される放送関連機器の展示会「CSTB(International Exhibition & Conference of Cable and Satellite, TV and Radio Broadcasting, Broadband)」において新製品を紹介することにしております。
新製品の主な仕様は別紙をご参照ください。
ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。