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32ビットマイコン上で動作する顔認証ミドルウエアの開発に成功

~NEC製顔検出/顔照合エンジン「NeoFace」を活用した組込み用途向けソフトウエア~


2008年10月3日
NECマイクロシステム株式会社

NECエレクトロニクスの100%子会社であるNECマイクロシステム株式会社(本社:川崎市、社長:中柴 洋、以下NECマイクロシステム)はこのたび、撮影した顔画像データ(注1)を複数人の顔画像データベースの中から高速検出/認証する機能を実現した顔認証ミドルウエアの開発に成功いたしました。この顔認証ミドルウエアは、九州事業所(所在地:熊本県)で開発されたもので、「300人/1秒(注2)」という高速での顔画像データ認証を実現いたします(当社測定値)(注3)。
当社は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの入場ゲート・システム、香港特別行政区の出入国管理システムなどで実績のあるNEC製顔検出/顔照合エンジン「NeoFace」のアルゴリズムを採用し、32ビットクラスのマイコン上で動作が可能となるよう「NeoFace」の性能を最大限に発揮させ、かつ組込み用途向けに高速化/高性能を追求するなどの最適化を図ることにより顔認証ミドルウエアを開発いたしました。開発にあたっては、32ビットマイコンで世界シェアNo.1の実績(Gartner社調べ、注4)をもつNECエレクトロニクスの「V850」を利用いたしました。

近年、セキュリティ対策のひとつとして指紋や眼球の虹彩などの身体的特徴によって本人確認を行うバイオメトリクス認証が注目されており、特に顔認証については、非接触であるため利用者の心理的負担が少ないことから、今後の利用拡大が見込まれております。こうした市場の拡大が予測されるなか、当社はNECと組込み用途向けミドルウエア開発を連携することにいたしました。そしてこのたび、32ビットマイコン上で動作する顔認証ミドルウエアの開発に成功したものです。

当社は、顔認証ミドルウエアのさらなる処理性能高速化を目指します。また同ミドルウエアをマイコン上で実現出来る、より高度な画像認識技術と位置づけ、今後も組込み用途向けミドルウエアの開発を推進し、組込み用途分野へ貢献してまいります(注5)。

なお当社では、本年10月8日~10月10日、西日本総合展示場(福岡県北九州市)にて開催される「九州・国際テクノフェア・ICTコンバージェンス2008」において、デモンストレーション(参考出展)を行う予定です。


以 上

画像入力時に、顔画像/非顔画像の判断を行います。
「300人/1秒」とは、300人の顔画像データベースから撮影した顔画像データ(1人)を認証する時間。
V850の動作周波数は128メガヘルツ。
入力画像:QVGA(320×240ドット)
2007年 32-bit MCU 世界売上高シェア、出典:ガートナー(2008年3月、GJ08488)
現在は研究開発段階で、製品化は未定です。
「NeoFace」は、日本電気株式会社の登録商標です。その他、本リリース中の製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する商標または登録商標です。


ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。