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IBMとNECエレクトロニクスが次世代半導体プロセス技術の共同開発に合意


2008年9月11日
IBMコーポレーション
NECエレクトロニクス株式会社

IBM(会長:サミュエル・J・パルミサーノ、本社:米国ニューヨーク州アーモンク、NYSE:IBM)およびNECエレクトロニクス株式会社(社長:中島 俊雄、本社:川崎市、以下NECエレクトロニクス)は、次世代半導体プロセス技術の開発を共同で行うことに合意し、本日、共同開発契約を締結いたしました。

今回の合意に基づき、NECエレクトロニクスは32ナノメートル(ナノは10億分の1、以下nm)世代の次世代CMOSプロセス技術の共同開発プロジェクトおよび将来の最先端半導体技術に関する先進的な基礎研究に参加します。NECエレクトロニクスは、次世代シリコン技術の大幅な性能向上及び消費電力低減を加速させるための共同開発を行っているIBMの共同開発アライアンスの8社目の半導体製造会社となります。

IBMで半導体研究開発センターを率いるバイス・プレジデントのゲイリー・パットン(Gary Patton)は、次のように述べています。「半導体の微細化がさらに進む中、それに伴う研究開発コストは益々高くなっています。私どもの他に類を見ない半導体研究開発協業モデルは、個々の投資負担を軽減しながら、より複雑化するデザインを可能にし、製品化のスピードを早め、次世代のプロセス材料や要素技術をより早く統合することを可能にします。」

NECエレクトロニクスは、2005年11月に株式会社東芝(以下、東芝)と45nm世代のCMOSプロセス技術の共同開発に合意して以来、2007年11月には32nm世代まで共同開発契約を更新するなど、東芝との共同開発で順調な成果を挙げておりますが、これに加えて、IBMおよび東芝を含む半導体共同開発アライアンス・パートナーが行っている32nm世代の基幹CMOSプロセス共同開発プロジェクトと将来の先端プロセスの要素技術研究プロジェクトに参加します。IBMおよびその研究パートナーと共にNECエレクトロニクスは、共通プロセス・プラットフォームを開発し、システム・オン・チップ(SoC)の開発、設計力を強化していきます。

NECエレクトロニクスの代表取締役社長の中島俊雄は次のように述べています。「最先端の半導体分野では、各社が基幹プロセスだけで製品の差異化を図ることは難しくなってきており、むしろ世界の有力な半導体メーカーと共通的なプロセス技術を共同で開発することで、プロセス・プラットフォーム構築のコストをシェアすることが重要になっています。当社は、従来の東芝との共同開発に加えて、IBMとの共同開発に直接参加することにより、世界の有力な半導体メーカーと共通的なプロセス・プラットフォームを開発し、その共通的なプラットフォームの上で、当社の優位性であるeDRAMプロセスや高信頼、低消費電力といった付加価値を加えたシステムLSIを早期に製品化することにより、ユーザーの期待に応えることを目指します。」

共同開発は、米国ニューヨーク州イースト・フィッシュキルにあるIBMの最先端300mm半導体工場および米国ニューヨーク州アルバニーにあるニューヨーク州立大学アルバニー校の研究施設(College of Nanoscale Science and Engineering, Albany NanoTech)にて行われます。

なお、IBMの他の半導体共同開発パートナーは、チャータード・セミコンダクター、フリースケール・セミコンダクタ、インフィニオンテクノロジーズ、サムスン電子、STマイクロエレクトロニクスおよび東芝です。


以 上


ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。