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NECエレクトロニクスはこのたび、ブルーレイ・ディスク・プレーヤーの主要な機能を1チップで実現できるシステムLSIを製品化し、「EMMATM(エマ)3PF」の名称で、2008年9月よりサンプル出荷を開始することにいたしました。
新製品は、(1)光ディスクから読み出したアナログデータのデジタルデータ変換機能から、符号化された映像/音声のデジタルデータ復号機能、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)によるテレビ出力機能までのブルーレイ・ディスク・プレーヤーの実現に必要とされる主要機能を世界で初めて1チップに統合していること、(2)1チップ化、外付けメモリの統合、周辺機能の内蔵により実装面積を50%削減できること、(3)ブルーレイ・ディスクの最新規格「BD-ROMプロファイル2.0」に対応した映像の2画面再生や高品質な音声の再生および追加コンテンツのダウンロードのためのネットワーク接続が可能であること、(4)業界最高水準の合計1150DMIPS(ドライストーン・ミップス)となるマルチコアCPUやグラフィックス処理用のアクセラレータを搭載しており、プレーヤーの高速起動や操作性の大幅向上が可能であること、などの特長を有しております。
ユーザーは新製品を採用することにより、小型かつ高性能なブルーレイ・ディスク・プレーヤーを構築することができるため、将来的にはブルーレイ・ディスク再生機能を内蔵した各種AVシステムの実現にも大きく貢献することができます。
新製品のサンプル価格は15,000円/個、量産規模としては、2008年度第4四半期より月産100万個を計画しております。
当社のデジタルAV機器向け半導体事業においては、1998年に世界で初めてデジタル放送受信用のセットトップボックス(以下STB)分野に向けてMPEG信号処理用システムLSI「EMMA(エマ)」を発売して以来、STB、デジタルテレビ、DVDレコーダーの3つの分野に向けて製品拡充を図り、販売活動を展開してまいりました。一方、パソコン周辺機器向け半導体事業においては、2001年に光ディスク駆動装置用システムLSI「SCOMBO®(エスコンボ)」を市場投入して以来、記録速度の向上や新規格への対応など、開発を推進し、製品拡充に努めてまいりました。その結果、SCOMBOシリーズは2008年5月までに累積1億5千万個の採用実績をもつ製品となっております。
このような状況のもと、デジタルAV機器およびやパソコン周辺機器の分野における新しい市場としてブルーレイ・ディスク対応機器が普及してまいりました。なかでもブルーレイ・ディスク・プレーヤーの販売台数は、2007年の220万台から2008年に680万台へと約3倍の伸びが見込まれるなど、急激な市場拡大が予想されております。ブルーレイ・ディスク・プレーヤーは光ディスクから読み出したアナログデータをデジタルデータに変換する、いわゆるフロントエンド機能および符号化された映像/音声のデジタルデータを復号しテレビに出力する、いわゆるバックエンド機能を必要としております。
当社は本年6月よりフロントエンド機能をすべて1チップ化した「SCOMBO/UM2P」を、またバックエンドについてはかねてより1チップ化を図った製品を市場投入しておりますが、今月より再生機能に特化した「EMMA3P」の市場投入を開始いたしました。新製品は、これらの最先端システムLSI2製品を1チップへ統合することに成功したもので、ブルーレイ・ディスク・プレーヤーの小型化を図ることができます。
新製品の主な特長は次の通りとなっております。
当社は新製品が高性能かつ低価格なブルーレイ・ディスク・プレーヤーのシステム構築に最適と考え、成長著しいブルーレイ・ディスク・プレーヤー市場の伸びをさらに加速させるものと期待しております。
新製品の仕様は別紙をご参照ください。
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