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NECエレクトロニクスの関連会社である日本電子ライト株式会社(代表取締役:瀬崎 努、本社:三重県伊賀市、NECセミコンダクターズ関西株式会社の100%子会社)はこのたび、携帯電話の入力キーを効率よく明るく照らすために表面に特殊な処理を施した「導光シート」を製品化し、7月より量産・販売を開始いたしました。
新製品は、光学シミュレーション技術を駆使して設計した導光パターンを0.1~0.2mmの薄い光学フィルム上にスクリーン印刷で形成したもので、端面で発光するLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)の光を拡散し、携帯電話の入力キー部(面)を均一に光らせることにより、LEDの輝度を落とすことなく、さらに面全体を均一の明るさでムラの少ないイルミネーションデザインを可能とする製品です。
新製品を用いることでユーザーは、2個程度のLEDシステムで、従来10数個必要とされた入力キー照明システムと同等以上の輝度および均一の照明を実現できるため、システムの低コスト化と低消費電力化が合わせて実現できることとなります。
製品は、すべてユーザー設計に応じたカスタム仕様となりますが、例えば携帯電話の入力キー部程度のシートのサンプル価格は100円程度となっております。また、量産規模としては2009年より月産100万枚程度を計画しております。
なお、新製品には製造方法の違いにより、スクリーン印刷方式による「上面発光(TL)タイプ」と、特殊切断加工による「側面発光(SL)タイプ」の2種類があり、ユーザーはニーズに応じて製品を選択することができます。
当社はかねてより、移動体通信機器やオーディオ機器用などに数多く用いられている無機分散型EL(Electroluminescent Light)製品の総合メーカーとして、製品開発から製造、販売を幅広く手掛けており、高品質・高信頼性の製品を世界各国に提供してきました。中でも、特殊な透明電極材料や絶縁材料などを組み合わせて、0.1mmの薄さと100万回以上の打鍵試験にも十分耐える強度を実現した超薄型ELは、携帯電話やスマートホンなどのキー部照明に用いた場合、通常方式であるキー部周りの基板上に10数個ものLEDを配置して照光したものと比較して均一発光性が格段に優れているため、デザイン面でも大きく差別化を図ることが可能となり、多くの機種に採用されております。
当社は、こうした用途へのさらなる新製品提供の一環として、LEDが2個程度でも従来の10数個使用時と同等以上の輝度や均一発光特性を実現するソリューションの開発を続けてまいりましたが、このたび導光シートの開発を終え、製品化したものであります。新製品は、これまで当社が無機ELの製造で培ってきた特殊インクの調合や印刷、加工切断技術を応用して、実現した優れた製品であります。
新製品の発光原理と特長は以下の通りです。
当社は、ユーザーのニーズに応じ、導光シートの実装位置を決める高精度な穴開けや固定用接着剤層の印刷などの各種加工についても、オプションとして対応いたします。
さらに当社は、携帯機器のキー部照明用途の導光シート以外に、2mm厚のアクリル板表面に同様の導光パターンを印刷してLED実装の基板を実装した「導光モジュール」も製品化し、車載用途のモノクロ液晶バックライト用モジュールとして、本日よりカスタムユーザー向けに販売を開始いたしました。これは、150×50mmという大型サイズながら、左右のLED1個ずつで均一な面発光を実現したものです。
当社は、今後も光学シミュレーションによる導光パターン設計を応用し、各種イルミネーションなど、幅広い用途への展開を図る所存です。
新製品の主な仕様および日本電子ライト株式会社の会社概要は別紙をご参照ください。
ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。