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2008年 社員向け年頭訓示


〜世界のベスト10へ復帰。マーケット重視のDNA発揮で、さらに上位を目指そう。〜


2008年1月7日 NECエレクトロニクス株式会社

昨年の年頭訓示では、「世界の半導体売上ランキング・ベスト10へ返り咲こう」と呼びかけ、一年間、復活に向けた改革施策を着実に実行してきた。その結果、ガートナー・データクエスト社の調査によれば、2007年の半導体売上で、当社は2ランクアップの世界10位となる見込みとのこと。見事に年初の目標を達成できた。全社員が一丸となって改革を推進してきた努力の賜として、その成果を素直に喜ぶとともに、今年はさらに上位を目指していきたい。


そのために当社が行うべきことは、市場をよく知り、顧客の声を聞き、競合メーカーの強さを分析し、製品や分野毎のマーケットシェアにこだわる「マーケット中心の発想」に立ち返ることだ。当社はかつて、「マーケット・オリエンテッド」を合言葉にマーケティング活動に力を注ぎ、ベスト10のランク外から、DRAM事業を加えた売上では世界一にまでなった。このマーケット重視というDNAを再び発揮して、営業はもとより開発や生産を含む社内の全部門が、市場・顧客を重視し、競争とシェアにこだわって、事業を拡大していこう。


半導体業界では、年々、競争がグローバルになってきており、海外の競争相手が既存のビジネスにもどんどん入り込んでいる。また、顧客が設計するカスタムLSI(ASIC)として進んでいた商談が、競合半導体メーカーの既存製品(ASSP)採用に切り替わったり、専用LSIが必要と思われていた機能が、汎用LSI上のソフトウェア対応で実現できたりと、多様な選択肢が個別の商談で競合する状況になってきている。つまり、競争が、「グローバルかつ異種格闘技」のような形態へと変化しているのだ。従って、多種多様な競争相手を徹底的に分析し、ライバルのあらゆる出方を想定した上で対応策を練り、時々刻々と変化する商談を着実に取っていこう。


今年は、売上の如何にかかわらず、きっちり利益を上げられる強い体質を基礎体力として築くとともに、将来の売上成長に向けた基盤作りを行う年、つまり「守りから攻めへと転じる年」とする。そのために、全社、全部門がマーケット視点に立って、目線を合わせて、競合に勝てる戦略を一丸となって立案し、ともに実行して欲しい。そして、世界の10位にとどまることなく、更に上位へと歩みを進めていこう。各人の一層の努力に期待する。


以上





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