携帯機器向け地上デジタル放送の受信機能搭載を容易にするソフトウェアを開発
〜ワンセグ向け各種ミドルウェアの整備が完了〜
2007年11月13日 NECエレクトロニクス株式会社
NECエレクトロニクスはこのたび、地上デジタル放送を携帯機器で受信するワンセグ放送対応に向けて、テレビ視聴、データ放送をはじめとする各種機能を実現するソフトウェアの開発を完了いたしました。当社は、この新製品を携帯機器に最適なLSI、OSおよびデバイスドライバなどの基本ソフトウェアと合わせて、2008年1月より事業を展開してまいります。
新製品は、アプリケーションソフトの開発期間短縮を容易にするソフトウェア開発プラットフォーム「platformOViA(プラットフォームオーヴィア、以下オーヴィア)」に基づき多くのミドルウェアベンダーと共同で開発した成果であり、(1)ワンセグに必要なテレビ視聴、電子番組表、字幕、データ放送、緊急警報放送などの機能に対応していること、(2)ユーザーの要望に合ったワンセグ機能を実現する複数のミドルウェアを組み合わせ、基本ソフトウェア、LSIと一括して提供可能であること、といった特長を有しております。
従来はユーザーであるセットメーカーが個別に調達・開発していたミドルウェア、基本ソフトウェア、LSIを当社が一括提供するため、新製品の採用によりユーザーは、開発工数と検証工数の大幅な削減が可能となり、最終製品の優位性に繋がるアプリケーションソフトウェアの開発に集中すること、ワンセグ機能を導入した機器を急拡大するワンセグ市場に向けて短期間で市場投入すること、などが可能となります。
新製品の提供価格は個別見積もりを基本としております。当社はオーヴィア関連事業全体で2008年度に約300億円の売上を計画しております。
近年、携帯機器やデジタルAV機器などの市場は一般消費者の生活様式の変化に伴い、地上デジタル放送対応、動画再生などのマルチメディアコンテンツ対応といった新しい機能の搭載が進んでおります。しかしながらこれらの機能搭載にあたっては、特に描画、各種メディア、通信といったマルチメディア処理を行うソフトウェアの開発工数が爆発的に急増するという課題がありました。
このような状況のなか当社は、ユーザーが最終製品の優位性に繋がるアプリケーションソフトウェアの開発に集中できるようにすることを目的として、携帯機器やデジタルAVなどの分野ごとに最適化されたLSI、その性能を最大限に引き出すOSやデバイスドライバなどの基本ソフトウェア、ブラウザやフォントなどのミドルウェアから構成されるソフトウェア開発プラットフォーム「オーヴィア」の構築に向けて、画像や音声などのマルチメディアデータの処理に特化したソフトウェア「OViA Media Framework (オーヴィアメディアフレームワーク)」の仕様を定めるとともにドライバとOSを基本ソフトウェアとして整備を進めてまいりました。また同時に、多くのミドルウェアベンダーや開発ツールベンダーをパートナーとしてミドルウェアや開発環境を整備し、システムインテグレーションや保守・サポートについても提携を進めております。
当社はオーヴィアのコンセプトを支える様々なミドルウェアの開発をパートナーとともに進めておりますが、なかでもワンセグ対応携帯電話の出荷台数は2006年度に570万台程度であったところ2008年度には約5倍となる2,800万台程度と市場の急激な拡大が期待されていること、また携帯電話以外にもカーナビゲーション、携帯音楽プレーヤー、携帯ゲーム機、電子辞書など様々なモバイル機器に市場が広がってきていることから、ワンセグ向けソフトウェアの開発に注力し、このたび開発を完了したものです。
当社は、新製品が今後様々な携帯機器に短期間でワンセグ機能を付加するものと位置づけ、積極的な販売活動を展開するとともに、メディアプレーヤーをはじめとする様々なオーヴィア関連ソリューションの開発を同様に推進する計画です。
なお当社は、本年11月14日〜11月16日、パシフィコ横浜にて開催される「Embedded Technology 2007(組み込みシステム技術展)」において、ビデェイス株式会社、ウェブソフト・インターナショナル株式会社、オムロンソフトウェア株式会社、日本電気株式会社と共同で開発したミドルウェアを組み合わせて、新製品のデモンストレーションを行う予定です。
新製品の主な機能仕様は別紙をご参照ください。
以上
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その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。
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