中国における技術者の育成を支援
〜大学でエレクトロニクス技術者を育成〜
2007年6月7日 NECエレクトロニクス株式会社
NECエレクトロニクスの100%子会社であるNECエレクトロニクス中国(社長:竹山 裕彦、本社:北京市)は、かねてより中国におけるエレクトロニクス技術者の育成を支援する活動を展開してまいりましたが、このたび、中国国内各地の大学との連携をより一層強化することにいたしました。
この方針に基づき同社は、(1)北京市の清華大学(学長:顧秉林)においてパワーMOSFETの技術セミナーを開催、(2)大連市の遼寧師範大学(学長:于振元)および大連海事大学(学長:王祖温)に「組込みシステム共同実験室」を設立したほか、(3)今後さらに複数の大学において同様の活動を計画しています。
同社は、これらの活動を積極的に推進することにより、中国のエレクトロニクス産業に従事する人材育成に貢献するとともに、当社製品を用いた技術開発の推進に役立てたいと考えています。
NECエレクトロニクスの中国ビジネスは、首鋼日電電子(社長:佐藤 護)において半導体の生産を行う一方、NECエレクトロニクス中国で開発、販売活動を展開し、中国国内で開発から販売まで一貫して行える事業体制を構築し、その事業規模は2006年度の売上げで500億円となっております。
このような中、NECエレクトロニクス中国は、1997年7月(注)に清華大学内に「清華−NEC組込みシステム実験室」を、2007年には上海交通大学に「自動車電子連合実験室」を開設するなど、マイコン分野を中心として製品、トレーニングボード、開発ツールの提供や技術サポートを行ってまいりました。
今回、NECエレクトロニクス中国は、中国の各大学との提携を強め、エレクトロニクス技術者の育成に協力することが、中国市場における当社製品の採用を促進するものと考え、協力分野をマイコン以外にも拡大し、連携をより一層強化することにしたものであります。
今回NECエレクトロニクス中国が実施した活動は次の通りです。
(1)清華大学でパワーMOSFETのセミナーを開催
北京市の清華大学の授業の一環として、NECエレクトロニクス中国が主催してパワーMOSFETの課外授業を行った。同社より技術者6名を講師として派遣、約200名の大学生を対象に、MOSFETの構造・特性、設計上の留意点、及び応用などについて3時間にわたり講演。多くの質問を受けた。
(2)遼寧師範大学と大連海事大学に「組込みシステム共同実験室」を設立
両大学におけるコンピュータ学院及び情報技術学院に対し、家電製品や通信機器などの組込みシステム向けソフトウェア開発支援を行う。2007年5月より3年間、NECエレクトロニクス中国は8ビットマイコン「78K」のソフトウェア開発ツール等を提供するとともに技術サポートを行う。
(3)複数の大学に対し、同様の協力を展開
今後、中国各地でさらに10校を超える複数の大学に対し、マイコンおよび個別半導体分野で人材育成支援を行う。
NECエレクトロニクスは、今後も中国におけるエレクトロニクス技術者の育成を支援するために、積極的に各地の大学との協力関係を構築していく所存です。NECエレクトロニクス中国、清華大学、遼寧師範大学、大連海事大学の概要は別紙をご参照ください。
以上
(注)1997年当時香港日電電子有限公司
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