当社のセットトップボックス向けLSI「EMMATM2SP」の米国 DirecTVでの採用について
2006年12月21日 NECエレクトロニクス株式会社
NECエレクトロニクスのセットトップボックス(STB)向けLSI「μPD61128」(愛称:「EMMATM2SP」)が、米国の大手デジタルテレビ放送サービス提供会社であるDirecTV(社長:チェイス・キャリー氏、本社:米国カリフォルニア州)のサービス受信用端末に採用されることになりました。
今回採用された「μPD61128」は、同じく「EMMATM2SP」の愛称で開発され、当社が昨年発売した、不正使用を防止できるSTBを構築するためのLSI「μPD61126」をDirecTV向けに専用化したものであり、普及型のSTBを経済的に構築できるようにするものであります。また当社は、このLSIを提供することに加えて、アジアの有力な装置開発会社と共同で、今回のDirecTV用受信端末の開発も行いました。
「μPD61128」は、有料放送の不正受信や模造品の製造を防止する機能に加えて、配信される画像の復号(デコード)機能など、有料放送を受信するために必要な機能の全てを1チップに統合したシステムLSIであります。また、「μPD61128」はソフトウェアの効率的な再利用を可能とする当社のアーキテクチャ「EMMATM」を基にしたものであり、最終製品(セット)メーカーにおけるSTBの開発負荷を低減し、開発期間の短縮を実現するLSIであります。さらに「μPD61128」は、286MIPS(187メガヘルツ(MHz)動作時)の処理性能を実現する高性能32ビットCPUコア「MIPS32®4KEcTM」と、333MHzの動作周波数まで対応可能なDDR-SDRAMインタフェースを搭載しており、高度なマルチメディアのソフトウェアを、スムーズに動作させる機能を搭載しております。
当社ではデジタル家電向けシステムLSIの事業を中核事業と位置付け、積極的な事業展開をしております。このデジタル家電向けシステムLSI事業において当社では、1998年に世界で初めてデジタル放送受信用のSTB向けシステムLSIを開発して以来、独自開発のアーキテクチャ「EMMATM」を採用した製品を相次いで製品化し、市場から好評を博しております。
当社では「μPD61128」がDirecTVに採用されたことで、当社のSTB向けLSI技術が高く評価されたものと考えており、今後も、このようなLSIを必要とする応用分野に向けて、積極的な販売活動を展開する計画であります。
以上
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