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第3世代以降の携帯電話の通信プラットフォームの開発会社を設立


―開発・設計・技術ライセンスをグローバルに展開―


2006年7月27日  

日本電気株式会社
NECエレクトロニクス株式会社
松下電器産業株式会社
パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社
テキサス・インスツルメンツ


日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:矢野 薫、以下NEC)、NECエレクトロニクス株式会社(本社:神奈川県川崎市、社長:中島俊雄、以下NECEL)、松下電器産業株式会社(本社:大阪府門真市、社長:大坪文雄、以下松下電器)、パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:櫛木好明、以下パナソニックモバイル)、テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、以下TI)の5社はこの度、第3世代(3G〜3.5G)(※1)以降の携帯電話の通信技術の中核を担う「通信プラットフォーム」(※2)の開発・設計・技術ライセンスをグローバルに行う合弁会社を設立することで本日合意し、合弁契約に調印いたしました。


新会社「アドコアテック株式会社」は、神奈川県横須賀市横須賀リサーチパーク内に本年8月中に設立される予定です。新会社への5社の出資総額は120億円で、出資比率は、NEC・NECELと松下電器・パナソニックモバイルがそれぞれ約44%、TIが約12%となっております。従業員数は、当初約180名の見込みです。


携帯電話は、インターネットとの融合や通信の高速・大容量化により、音楽、画像、放送等の様々なメディアや新しい技術を導入しながら常に進化を続けております。このような中で携帯電話の通信技術開発は、3Gのサービス開始以来、多彩なメディアや大容量コンテンツ、新たなサービスに対応するため、ますます高度化し、莫大な開発リソースが必要になっています。


NECとパナソニックモバイルは、すでに3G(W−CDMA方式)通信技術の実用化で世界最先端を走り、3Gサービスの立ち上げの一翼を担ってきました。また、松下電器(半導体社)、NECEL、TIの3社は、通信系半導体の開発において優れた実績を有しています。


本協業は、これら5社の技術力や開発リソースを結集し、将来的な3.9G(※1)の開発も視野に入れながら、最先端の3.5G通信技術の中核を担う通信プラットフォームを共同で先行開発し、その成果をグローバルにライセンス販売することにより、世界の携帯電話産業の発展に貢献していくことを目的としています。


なお、新会社の開発成果物を採用した製品の出荷は、2007年秋を目標としております。
新会社と出資会社の基本的な事業スキームは以下のとおりです。
事業スキーム


1)

NEC、NECEL、松下電器、パナソニックモバイル、TIの5社は新会社に出資するとともに、開発リソースを提供し、2.5G及び3G以降の通信技術を新会社にライセンスする。5社から提供された技術をもとに、新会社は、競争力ある3G以降の通信プラットフォームを開発する。

2)

新会社は2.5Gおよび3G以降の通信回路設計情報をNECEL、松下電器(半導体社)、TIにライセンスする。NECとパナソニックモバイルは、これをもとに生産された半導体を両社の携帯電話に搭載する。

3)

NECEL、松下電器(半導体社)、TIは、広く国内外携帯電話メーカーに半導体を販売する。

4)

新会社は、これらの半導体を搭載する携帯電話の商品化に必要なソフトウェアを含む通信プラットフォームと、システム評価、カスタマイズサービスなどのトータルソリューションを携帯電話メーカーに広くライセンスする。



(※1)

3.5G、3.9G:3.5Gは、第三世代携帯(3G・W−CDMA)の通信速度を速めたものでHSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)という技術を使っている。この技術はパケット通信の高速化への要求に対応するために3GPPで標準化された下りの通信速度を飛躍的に向上させる技術。方式上は、下り最大約14Mbpsの高速通信が可能となる。3.9Gは、3.5G以降の長期的発展形。W-CDMAの標準化団体3GPP3にて、Long Term Evolution4と称して検討されている。

(※2)

通信プラットフォーム:@LSIの基本回路設計図、A基本回路を制御するソフトウェア、B@とAの上で通信を司る部分、C@〜Bをまとめて、モデムとして動作させるソフトウェア、以上で構成されるハードウェア・ソフトウェア。


以上





ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。


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