32ビットのCPUを業界で初めて内蔵し、主要な音声ファイル方式全てに対応できるカーオーディオ向けCD再生LSIの発売について
〜待機時の電流漏洩も大幅に低減〜
2006年6月14日 NECエレクトロニクス株式会社
NECエレクトロニクスは、カーオーディオ用LSIの品揃え強化として、MP3、Windows MediaTM、AACという主要音声圧縮方式で記録された音楽データ全てとパソコンで普及しているWAV形式の音楽データを再生できる上に、業界で初めて32ビットのCPUコア(ハードウェア部品)を1チップ化したCDドライブ制御用LSIを製品化し、「μPD63780」の名称で本日よりサンプル出荷を開始いたしました。
新製品は、CDドライブの駆動制御を行うCPUコアと、CDの信号を読み込むRFアンプ、光ピックアップの位置やモーターの駆動状態を制御するディジタルサーボ、圧縮された音楽データを伸張するデータプロセッサ、音楽データをデジタル/アナログ変換するオーディオDACというカーオーディオ用CDドライブに必要な機能一式とをワンチップ化したものであります。また、新製品はエンジン停止時のカーオーディオにおける消費電力を従来の約4分の1に低減できるLSIであり、搭載される電子制御ユニット(ECU)数が増加している近年の自動車においてバッテリーの長寿命化に貢献できる製品でもあります。
このLSIを用いると最終製品(セット)メーカーは、現行機種を用いた場合に比べて、コストを約3分の2に、基板上の占有面積を約半分に削減しながら、通常の音楽CDに加えて近年急激に普及しているMP3、Windows MediaTM(WMA)、AAC(Advanced Audio Coding)、WAVなどの音声圧縮方式で記録されたCDが再生できる低消費電力のカーオーディオを容易に構築することが可能となります。
新製品には量産に適したマスクROM搭載版と開発に適したフラッシュメモリ搭載版の2種類があり、サンプル価格は何れも2千円であります。量産の開始時期は本年8月を計画しており、その際の規模としては月産100万個を見込んでおります。
パソコンを用いた音楽編集が容易になったことに加え、圧縮音楽技術の普及や音楽配信サービスの拡大などにより、カーオーディオに求められる機能は増加の一途を辿っております。一方でカーオーディオ最終製品においては、製品開発期間の短縮と激しい価格競争が展開されております。
このような状況で最終製品(セット)メーカーにおいては、高機能なカーオーディオを短期間で経済的に構築できるシステムLSIへの要望が強まっております。
また、電子化が進む自動車において、限られたバッテリーを効率よく用いたいというニーズも強まっております。
NECエレクトロニクスではこのような要望に対応するため、32ビットの高性能なCPUを内蔵し、普及しているほぼ全ての音声圧縮フォーマットに対応しながら、待機時の電力を大幅に削減できる新製品を発売することにいたしました。
NECエレクトロニクスは今回の新製品が、カーオーディオメーカーの開発負担を大幅に低減し、カーオーディオユーザーの豊かなカーライフを実現するものと確信しているため、USB機能の搭載など、今後も新機能の開発を継続し、カーオーディオ用LSIの世界シェアNo1(2006年3月末現在、当社独自調査による)の地位を確固たるものにするため、積極的な販売活動を展開する計画であります。
新製品の特長と主な仕様については別紙をご参照ください。
以上
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(備考1)
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言及した製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する商標または登録商標。
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(備考2)
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Windows MediaTMは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標。
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(備考3)
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AACはAdvanced Audio Codingの略称。
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(備考4)
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新製品は、Silicon Storage Technology, Incからライセンスを受けたSuperFlash®
技術を使用している。SuperFlash®は、米国Silicon Storage Technology, Incの米国、日本などの国における登録商標。
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その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。
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