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デジタル有料放送の不正受信を防止できる普及型セットトップボックス向けLSIの発売について


〜「EMMATM2シリーズ」の品揃えを強化〜



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2006年3月13日 NECエレクトロニクス株式会社

NECエレクトロニクスは、画像処理用LSI「EMMATM2シリーズ」関連事業の強化として、不正使用を防止できるセットトップボックス(STB)が経済的に構築できるシステムLSIを製品化し、「EMMATM2SL/P」の名称で、本日よりサンプル出荷を開始することにいたしました。
新製品は欧州やアジアのデジタル有料放送を受信するSTBへの搭載を主な目的としたLSIであり、不正使用防止機能に加えて、配信される画像データの復号(デコード)機能など、デジタル有料放送を受信するために必要な機能の全てを1チップに統合したLSIであります。


有料放送業者やSTBメーカーは、デジタル有料放送の受信用に機能を特化することで低価格を実現したこのLSIを用いると、不正使用のための改造が防止できるSTBを低コストで実現することができ、価格競争力に富む普及版の最終製品(セット)が容易に開発できるようになります。


新製品のサンプル価格は800円であります。量産の開始時期は来年度第3四半期を計画しており、2007年度には月産50万個の量産規模を実現する予定であります。


新製品の主な特長は次の通りであります。

(1)

不正な使用を防止する機能を搭載
システム立ち上げ時に、STBに不正な細工がされていないかを識別し、不正を認識した場合は正常に稼動しないようにする回路を搭載した。
これにより、有料放送の不正受信や、STBの情報を不正にコピーした模造品の製造などを目的とした、STBの不正使用のための改造が困難になるようにした。

(2)

デジタル有料放送の受信に機能を特化
イーサネットやUSB対応機器とのインタフェース機能を削減するなど、デジタル有料放送の受信用に機能を特化した。
これにより、不正使用防止機能を搭載した普及型STBを低コストで開発することができる。

(3)

284MIPSの高速CPUを搭載し多様な機能を実現可能
高性能な上位機種「EMMATM2SP」と同等の処理能力である284MIPS(1MIPSは毎秒百万回の命令実行)を実現するCPU「MIPS32®4KEcTM」()を搭載している。
これにより、メニュー画面を複雑、高機能化するなどの多様な機能が実現できる。

(4)

現行機種との間にソフトウェアの互換性を有している
STB向けに既に発売されている「EMMATM2シリーズ」6機種との間にソフトウェアの互換性を有しており、既存の資産を有効に活用したシステム構築を可能にしている。


NECエレクトロニクスはデジタル家電向けシステムLSIの事業を中核事業と位置付け、積極的な事業展開をしております。このデジタル家電向けシステムLSI事業において当社では、1998年に世界で初めてデジタル放送受信用のSTB向けシステムLSIを開発して以来、独自開発の「EMMArchitecture(エマアーキテクチャ)」を採用した製品を相次いで製品化し、市場から好評を博しております。
近年、デジタル有料放送のマーケットは急速に広がり、同時に最終製品における激しい価格競争も発生しております。このような状況で有料放送業者やSTBメーカーにおいては、不正利用に関する対策を低コストで実現したいという要望が強まっております。当社では昨年、不正使用防止機能を実現したSTB向けLSI「EMMATM2SP」を発売いたしましたが、上記のような市場の要望に応えるため、その機能を最適化した普及型新製品として今回のLSIを発売することにいたしました。


当社では、新製品が有料放送受信機に最適なシステムLSIであると考えており、これらを必要とする分野に向けて積極的な販売活動を展開していく計画であります。


新製品の主な仕様は別紙をご参照ください。


以上


(注)

MIPS32®4KEcTMは、米国MIPS Technologies Inc.の登録商標もしくは商標。

(備考)

このプレスリリースで言及した他の製品名やサービス名は全てそれぞれの所有 者に属する商標または登録商標。




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その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。


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