NECエレクトロニクスは、デジタル無線技術の代表的企業であるTTPCom(社長:トニー・ミルボーン(Tony Milbourn)、本社:英国ケンブリッジ市)の技術を導入し、携帯電話で最も普及している「第二世代(2G)」と、高速通信が可能な「第三世代(3G)」の両方式で使用できる複合(デュアルモード)携帯電話端末向けの通信制御用(ベースバンド)LSIを開発しております。

このベースバンドLSIは、NECとNECエレクトロニクスによる3G/2Gデュアルモード携帯電話用LSIの共同開発の一環として開発されるものであり、海外で広く普及している欧州第二・五世代(2.5G)通信方式「EDGE」「GPRS」「GSM」に関するTTPComの技術と、3G通信方式「W-CDMA」に関するNECエレクトロニクスの技術を融合させるものであります。

「3G通信方式のリーディングカンパニーであるNECエレクトロニクスのLSIに我々の2G/2.5Gの技術が採用されることは大きな喜びである。」とTTPComシリコンユニットのマネージングディレクター、ジュリアン・ヒルダースレイ(Julian Hildersley)は述べております。また、ヒルダースレイは「携帯電話業界の各社における研究開発費の抑制は非常に重要な問題であると認識している。このような状況で、顧客が自社の差別化のための研究開発に集中でき、短納期で製品を提供できるよう、安定したソリューションを提供することがTTPComの事業の目的である。」とも述べております。

「業界標準であるGSM/GPRS技術を有するTTPComは、今日、EDGEに関する効果的なソリューションを提供できる数少ない企業である。」とNECエレクトロニクスのモバイルシステム事業部長 山品正勝は述べております。また山品は、「TTPComの技術の導入は驚くほど容易に実現でき、その成果は我々のLSI開発の期間短縮に非常に大きな効果をもたらしている。これは、世界市場における我々の地位向上を後押しするものである。」とも述べております。

TTPCom日本事務所のカントリーマネージャー 池田清秀は「国内での長期間にわたるGSM市場での経験により、当社は世界市場向けのデュアルモード製品を開発しようとする企業にとって魅力的なパートナーであります。我々は、国内チームによる密接な支援を提供することで、NECエレクトロニクスとの長期にわたる実り多き関係を構築したいと考えております。」と付け加えております。

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