
MontaVista Software, Inc. (社長:ジェイムス・レディ、本社:カリフォルニア州サニーベール市、以下モンタビスタ)およびNECエレクトロニクス株式会社はこのたび、MontaVista Linuxプラットフォーム(ソフトウェア開発環境)に関する戦略的な業務提携を行うことで合意いたしました。
今回合意した業務提携は、モンタビスタが組み込みLinux OSとその開発環境をNECエレクトロニクスに提供し、NECエレクトロニクスはモンタビスタのLinux OSを携帯電話、デジタル家電、カーナビゲーションなどの分野で採用することにしたものです。
両社の協業により、NECエレクトロニクスは、実績のあるモンタビスタのLinux OSを搭載したプラットフォームを短期間で提供できる上に、半導体のシステムLSIからOSやミドルウェアまでを一括して販売、サポートできるようになります。
この結果、半導体のユーザーであるセットメーカーは、製品開発のコストをより一層低減すること、また、開発期間を短縮すること、が可能となります。

今回の協業の内容は次のとおりです。
(1)NECエレクトロニクスがMontaVista Linux Professional Edition(Pro)、Consumer Electronics Edition(CEE)そしてCarrier Grade Edition(CGE)をプラットフォームで採用する、(2)従来モンタビスタが行っていたMontaVista Linux サポートパッケージをNECエレクトロニクスでも開発できる、(3)NECエレクトロニクスが自社の半導体のユーザーに対して直接、MontaVista Linuxを販売し、また、技術サポート、エンジニアリングサービスを提供する。

NECエレクトロニクス株式会社、ソフトウェア開発推進室 室長 光岡誠治は、次のように述べています。 「通信機器や家電製品などの最終製品の多機能化、高性能化が急速に進展している現在、組み込みタイプのシステムを構築することは、ますます複雑かつ開発工数のかかるものになっております。この様な状況のなかNECエレクトロニクスはかねてより、組み込みタイプのLSI製品で様々なソリューションを市場に提供してまいりましたが、このたびモンタビスタのLinuxプラットフォームとその開発環境が、技術の高さや充実した製品サポート力など製品として組み込み市場で実績のあることから、広く協業することを決めたものであります。」

モンタビスタのストラテジック オペレーション担当バイスプレジデント、ケリー・ハレル(Kelly Harrell)は次のように述べています。
「モンタビスタのテクノロジは、組み込み市場で、開発者がプラットフォームにLinuxを採用することを後押ししています。NECエレクトロニクスと当社が協業することで、機器メーカーやシステムメーカーは、高品質で最適化され、しかも、両社がサポートするMontaVista Linux実装のメリットを得ることができます。また、開発コストの低減と、開発における効率と品質の大幅な向上を図ることができるようになるでしょう。」

両社では、並列型ARMプロセッサなどのマルチコアプロセッサの開発環境におけるコア技術開発も共同で進めていくことを協議しており、様々な分野に対するソリューションを積極的に展開していく計画です。

NECエレクトロニクスとモンタビスタの概要については別紙をご参照下さい。

以上

ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。