| (1)動作時と待機時の電流比を業界最高にできるHigh-k技術 |
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シリコン酸化膜よりも誘電率の高いHigh-K膜を用いることにより、ゲート電極とソース/ドレイン電極との間に流れるゲートトンネルリーク電流を従来の約1/1,000に低減いたしました。また、High-K膜が持つ、しきい値電圧の上昇効果を利用して、ドレイン電極と基板との間に流れるリーク電流を従来の約1/10に低減いたしました。 |
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High-k膜とポリシリコン電極との間に、余剰な不純物の絶縁膜への拡散を抑制するアモルファスシリコン界面層を導入することで、トランジスタ形成時の欠陥抑制が可能になるため、性能の劣化が防止でき、High-k膜の大きな問題点である長期信頼性を従来に比べて大幅に改善いたしました。 |
これらの技術により、500μA/20pAという業界最高の動作時電流/待機時電流比を実現いたしました。
この技術を用いて試作したトランジスタの性能は、2003年版国際半導体技術ロードマップ(ITRS)において2006年にHigh-k膜の導入を必要としているロースタンバイパワー(LSTP)CMOSのトランジスタ目標スペックを満たしており、携帯型情報端末などに適用されるLSIの高性能・超低消費電力化に大きく貢献するものであります。 |
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| (2) トランジスタの高信頼化を実現する低電力回路技術 |
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ボディバイアス効果を増強するトランジスタ設計を行うことで、高速動作から低待機電力動作までを同一のトランジスタで実現可能な65nmルールCMOSを開発いたしました。高速動作モードではノーマルノードに対して約2倍の駆動電流の向上を実現し、またパワーセーブモードではノーマルモードに対して約2桁のリーク電流の低減を実現しました。 |
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ボディバイアス動作時の信頼性劣化進行の温度依存性の振る舞いから、劣化促進はキャリア温度の高いホットホールによるものであることを解明し、ボディバイアス動作時におけるトランジスタ長期信頼性寿命を確保するために、高信頼性と低電力化が両立可能なボディバイアスと電源電圧の組み合わせを明らかにしました。具体的には、ノーマルモード、ハイスピードモード、パワーセーブモードにおいて、信頼性が確保できるバイアス範囲を設定しました。 |
| これらにより、「LongRun2」技術を十分に活かすことができる65nmルールCMOSトランジスタ技術を確立いたしました。 |
<この発表に関するお客さまからの問い合わせ先>
NECエレクトロニクス
半導体ホットライン
電話:044-435-9494(直通)
e-mail: info@necel.com
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