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携帯電話基地局装置の開発・導入コストを低減可能とする高速インタフェース用IPコアの開発について
2003年12月15日
NECエレクトロニクス株式会社
NECエレクトロニクスは、無線基地局に関する規格策定団体「Open Base Station Architecture Initiative(OBSAI)」が策定した、携帯電話の無線基地局用システムを相互に接続するための規格「Reference Point3(RP3)」に準拠した高速インタフェース用IPコアを、当社のASICシリーズ「CB-130」用に開発いたしました。
このIPコアを搭載したシステムLSIを用いると、無線基地局の装置開発や、システムの導入コストが低減できます。
OBSAIは、装置、部品、半導体などのおよそ70のメーカーで構成される団体であります。「RP3」は、無線基地局のベースバンド(信号)処理システムと無線部品の間の通信速度を、毎秒768メガビット(Mbps)および毎秒1.536ギガビット(Gbps)と定義しております。
新IPコアの主な特長は次の通りであります。
(1)
768Mbpsと1.536Gbpsの両通信速度に対応
768Mbpsと1.536Gbpsの両通信速度に業界で初めて対応していることに加えて、商用では最速となる3.125Gbpsの通信速度まで対応することも可能。
また、IEEE802.3規格に準拠したデータ伝送速度10Gbpsのイーサネット用インタフェースの仕様である10Gigabit Attachment Unit Interface(XAUI)や、インテルを中心に設立された業界団体が推進する次世代インタフェース技術であるInfiniBand®(
注
)にも対応可能。
これらにより、業界標準の高速なネットワークを容易に構築できる。
(2)
最大16チャネル構成に対応可能
1チャネルから16チャネルという多様なチャネル構成に対応できる。
これにより、ユーザーのニーズに最適なシステムを構築できる。
(3)
エンコーダ/デコーダの組み込み
データを装置間で安定して高速に伝送するため、8ビットのパラレルデータを10ビットのシリアルデータに変換する8B10Bエンコーダ/デコーダを提供している。
これにより、信号の安定、クロックの回復などが可能となり、局内の安定したデータ伝送が実現できる。
第三世代携帯電話の普及により、今後それに対応した基地局のニーズも増える事が予想されます。そのような状況の中で、携帯電話業者からは、激しい競争に勝つため、高性能な基地局を経済的に短期間で構築したいという需要が強まっております。
NECエレクトロニクスは、このようなニーズに応えるために、今回のIPコアを開発いたしました。
NECエレクトロニクスはこれからも、高速インタフェースIPコアの開発及びそれらを使ったLSI開発を通して、携帯電話用無線基地局の発展に協力すべく、最適なソリューションの提供を推進してまいります。
以上
(注)
InfiniBandはInfiniBand Trade Associationの登録商標です。
<この発表に関するお客さまからの問い合わせ先>
NECエレクトロニクス
半導体ホットライン
電話:044-435-9494(直通)
e-mail:
info@necel.com
ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。
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