
NECエレクトロニクスはこのたび、パソコン・サーバなどの次世代インタフェース規格であるPCI ExpressTM(注1)対応のASSP(Application Specific Standard Product: 特定用途向け標準製品)として、PCI ExpressTMとPCI-XTMの両方のインタフェースを持つブリッジICと、PCI ExpressTMの中継の役割をするスイッチICの2品種を業界で初めて製品化いたしました。ブリッジIC・スイッチIC共にサンプル出荷を2003年度中に開始し、量産を2004年度第1四半期に開始する予定です。

今回発表する新製品2品種はPCI ExpressTMの規格revision 1.0aに準拠しており、特長は以下の通りとなっています。

1)PCI ExpressTM/PCI-XTMブリッジIC
上り方向としてPCI ExpressTM をサポートし、8レーン(注2)(1、2、4レーンとしても使用可)構成のポートを1ポート搭載し、下り方向としては133メガヘルツ(MHz)のPCI-XTMと64MHzの64ビット PCITMの両方で動作する2ポートのPCI-XTMインタフェースを搭載しております。これにより、ユーザはPCI Expressを導入する際にも既存インタフェースであるPCI-XTMおよびPCITMとのシームレスな接続を実現することができます。

2)PCI ExpressTMスイッチIC
上り方向として8レーン(1、2、4レーンとしても使用可)構成のポートを2ポート搭載し、下り方向として4レーン(1、2レーンとしても使用可)構成のポートを4ポート搭載しています。これにより、ユーザは容易に装置のPCI ExpressTMのポート数を拡張することができ、多様なシステム構築が可能になります。

ブリッジICの価格は4600円(大量発注時)、スイッチICの価格は10,800円(大量発注時)を予定しております。

PCI ExpressTMは、サーバやパソコンを始め、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)などのオフィスの高速ネットワークにおいて核となる次世代のインタフェースであり、PCITMやPCI-XTMに続く第3世代の標準バスと言われています。近年、パソコンやサーバのCPUの動作速度向上に伴い、インタフェースの速度がシステムの性能のボトルネックになることを避けるため、PCI ExpressTMのような高速なインタフェース技術が必要とされるようになってきました。
このような要求に応えるべく、NECエレクトロニクスはPCI ExpressTM準拠のIPコアの開発によって得られた経験とノウハウを基に、ブリッジICとスイッチICを当社の0.15μmプロセスを用いてASSPとして開発いたしました。
当社はPCI ExpressTMソリューション開発をリードする企業として、今後も一層のラインアップ強化に努めてまいります。

以上

(注1) PCI ExpressTM
Intel社が提唱し、PCI-SIG(ハードウェアメーカによる標準化団体)によって仕様策定された次世代のPCIバス規格(3GIOの名称で知られていた)。従来のPCIはデータ転送方式がパラレルであったが、PCI Expressはシリアル転送方式を取っている。片方向当たりのデータ転送速度は、1レーンあたり250MB/秒を実現。

(注2) レーン
PCI Expressにおけるデータ信号線の基本単位。送信側/受信側の差動信号ペアからなる。

*PCI、PCI-X、PCI ExpressはPCI-SIGの商標です。
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NECエレクトロニクス
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