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ICタグに関する共同開発について

2003年9月9日

NECエレクトロニクス株式会社
NECトーキン株式会社
ケイテックデバイシーズ株式会社


NECエレクトロニクス株式会社(本社:川崎市中原区、社長:戸坂馨、以下NECエレクトロニクス)、NECトーキン株式会社(本社:仙台市太白区、社長:羽田祐一、以下NECトーキン)およびケイテックデバイシーズ株式会社(本社:長野県上伊那郡箕輪町、社長:山本耕三、以下ケイテック)の3社は、ICタグとして知られているRFID(Radio Frequency Identification)技術を共同開発することで合意いたしました。

この共同開発は、小型化と低価格化が図り易くかつ世界ベースで共通に使用可能である2.45GHzのICタグシステムを早期実現するために行われるもので、NECエレクトロニクスはICタグに用いられる半導体の製品化、NECトーキンはそのICタグに組み込まれるアンテナおよびパッケージ技術開発、そしてケイテックはエアプロトコル(電波で信号をやり取りする交信規約)の技術開発およびリーダ/ライタの製品化を担当いたします。各社が今回の共同開発の成果をもちよることにより2005年ごろより本格普及が見込まれているICタグの実用化に最適なシステムを構築できる半導体ソリューションを提供するものであります。

商品のさまざまな情報を記憶し、それを無線で送受信することで商品の販売状況や在庫状況などを管理するための荷札として、従来のバーコードにかわり半導体を利用するICタグが注目されております。経済産業省も2004年からICタグを採用し、原産地証明や物流や在庫管理などの効率化、盗難や偽造防止などに役立てるシステムの実証実験を展開する一方で、システムの標準化の準備を進め、その応用システムの普及にむけて布石が打たれております。
このような状況のもと3社は、ICタグシステムを構築するための研究開発を続けてまいりましたが、各社独自の技術を組み合わせることがユーザーのシステム構築のために最善となる半導体ソリューションを提供できると判断し、共同開発を決めたものであります。今回の共同開発により、3社はICタグ用の半導体およびリーダ/ライタを本年10月末までに開発しシステム化する予定であります。

今回の共同開発で構築を目指す半導体ソリューションの概要は次の通りです。
1. ICタグ(名称:NETLABEL「ネットラベル」)
 サンプル価格: 100円程度
 特長:  a. EEPROM 1Kビット(IDを含むシステム領域128ビット、ユーザー領域896ビット)を内蔵しているためユーザー固有の文字情報を100文字以上扱える。
  b. ユニークID(重複無しのID)を搭載しているため対象を個別判定できる。
  c. 独自の通信方式を採用しているため数cmから1m以上という広範囲での交信が可能。
  d. 電源端子を有しているためバッテリでも動作が可能。
  e. シリアル端子を内蔵しているため外部回路との接続が可能。
   
2. リーダ/ライタ
 サンプル価格: 40万円
 特長: 出力が最低3mW/MHz以下という低消費電力での交信が可能。

3社では今後、各省庁による実証実験が予定されている900MHz帯システムの基礎検討も行っており、ICタグシステムの構築にむけてユーザーからの予想される要求に対応できる半導体ソリューションの開発を推進したいと考えております。

本製品に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。
以上


<この発表に関するお客さまからの問い合わせ先>

NECエレクトロニクス
ソリューション事業本部
デバイスSI事業部

FAX:044-435-9693
e-mail: dsi-info@ml.necel.com


ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。




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