NECエレクトロニクス Topページ 検索

平成11年12月7日
日本電気株式会社

高性能シリコン高周波モノリシックICの発売について


NECはこのたび、次世代移動体通信、および民生用無線LAN機器向けに、最新のバイポーラ・トランジスタ用微細加工プロセスの採用により、低電流化と高性能化を図ったシリコン高周波モノリシックIC5品種を製品化し、本日からサンプル出荷を開始致します。

新製品は、最大発振周波数を30GHzに向上させたNEC独自の高周波バイポーラ・トランジスタ用微細加工プロセス「UHS0(ゼロ)」を用いることで、出力周波数の上限を2.0GHzから2.4GHzまで引き上げ、携帯電話に加え新市場の無線LANまで対応可能となったアップコンバータIC 2品種(μPC8172TB、μPC8187TB)とアンプIC 2品種(μPC8179TB、μPC8182TB)、および業界最小パッケージの採用により実装面積を3分の1に縮小できるプリスケーラ(μPB1511TB)の5品種であります。

新製品のサンプル価格はいずれも100円/個となっており、量産規模は、平成12年1月以降、5品種合計で月産200万個を予定しております。

日本における携帯電話、PHSを合計した累計加入数は、今年10月時点で  5000万台を超え、人口に対する普及率は40%に達しております。北米や欧州等においても益々普及が進んでおり、今年度の携帯電話端末の生産台数は、全世界で2億6000万台と予測されております。

これらの移動体通信機器では、他社との差別化のため、小型化、軽量化、高性能化が常に求められており、高周波処理部も集積化の傾向にあります。しかしながら今後主流となるCDMA方式などにおいては、高周波特性の要求が厳しくなっていること、端末で使用されるIF周波数はそれぞれ任意となっていること、などから、これらに柔軟に対応できる単機能のIC製品が求められております。

NECは、上記のニーズに応えるため、世界最高水準の特性を実現し、なおかつ、ディスクリート・トランジスタと同じスペースで実装できる小型パッケージに搭載した高性能ICをこのたび開発したものであります。

NECでは、これらの新製品が、今後さらなる普及の伸びが予想されるCDMA方式などの携帯電話、コードレス電話、無線LAN等の移動体通信機のデュアルバンド化、高周波化などの高性能化に貢献できるものと考えており、今後これらの製品を必要とする応用分野に対し積極的な拡販活動を展開してまいります。

なお、新製品の主な仕様は別紙をご覧ください。

以 上


<この発表に関するお客様からの問い合わせ先>

NEC 半導体テクニカルホットライン

電話 : 044−548−8899(直通)
FAX : 044−548−7900
電子メール : s-info@saed.tmg.nec.co.jp
お問い合わせ サイトマップ ご利用にあたって