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平成11年12月1日
日本電気株式会社

ITS用通信制御LSIを日本で初めて製品化


NECはこのたび、次世代高度道路交通システム(ITS)の路車間無線通信に必須の狭域通信(DSRC)制御LSIを日本で初めて製品化し、「μPD6750GC(A)」の名称で、平成12年1月から販売を開始いたします。

ITS(Intelligent Transport System)の路車間通信のさきがけとしてノンストップ自動料金収受(ETC:Electronic Toll Collection)システムが平成  12年初頭に実用化されようとしております。これは有料道路上において停止することなく車載器と路側無線装置の間でDSRC(Dedicated Short Range Communication)通信を行うことにより通行料金を自動収受するシステムであり、高速かつ信頼性の高い通信技術が求められております。
今後、ITS情報通信システム、中でもDSRCは、ETCのみならず駐車場やガソリンスタンドなどの料金徴収システム、走行支援道路システム(AHS:Advanced Cruise-Assist Highway System)をはじめ、さまざまなアプリケーション拡大が期待されております。

NECは、こうした動きを先取りするべく、標準化活動(ISO/TC204)に積極的に参加し、通信・コンピュータ・デバイスを含め、全社一体となってITSの実現に取り組んでおります。
特に、DSRCについては、日本のみならず世界標準化に向かっており、ITSを担う中核技術であることから、NECは、既にETCシステムの受注実績を有している社内のITS開発部門と連携を取りつつ無線通信技術の確立に注力し、車載器用DSRC制御LSIの業界に先駆けた開発・製品化を実現したものであります。

なお、NECでは、2005年にはETCで年間約400万台、ETC以外のDSRC応用も加えれば年間600万台以上という大きな市場が立ち上がると予測しており、これらの装置に搭載されるDSRC制御LSI市場において35%のシェア獲得を目指して拡販を進めてまいります。

今回開発した新製品は、DSRC規格に準拠した符号化/復号化・スクランブル処理・エラーチェックなどを行うLSIで、
(1) カスタムLSIを起こすことなく、汎用の外付けCPU、およびRFモジュールと組み合わせることで、車載器の通信制御部を構成できること、
(2) DSRC処理の一部を外付けCPUで動作するソフトウエアと分担しているため、将来の規格拡張への対応が容易であること、
(3) NECの32ビットRISCマイコン「V850Eシリーズ」上で動作する通信制御ミドルウエアを準備中であり、これらと組み合わせることにより、セットの開発期間を大幅に短縮できること、
(4) 車載対応として高い信頼性を実現していること、

などが主な特長であります。

新製品のサンプル価格は、1,600円/個となっており、量産開始時期は、平成12年5月を予定しております。

なお、新製品「μPD6750GC(A)」およびDSRC通信制御ミドルウエアの主な仕様については別紙をご参照下さい。

以 上


<この発表に関するお客様からの問い合わせ先>

NEC 半導体テクニカルホットライン

電話 : 044−548−8899(ダイヤルイン)
FAX : 044−548−7900
電子メール : s-info@saed.tmg.nec.co.jp

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