業界最大容量の256Mビットを実現したNOR型フラッシュメモリの発売について
2002年10月10日
日本電気株式会社
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| 「256Mビット フラッシュメモリ」 |
NEC(NECエレクトロンデバイス)はこのたび、NOR型(注)では業界最大の256Mビットという大容量を実現したフラッシュメモリを開発し、「μPD29F256115」「μPD29F256415」の名称で、本年11月初旬からサンプル出荷を開始することにいたしました。
このフラッシュメモリでは、32ビットのデータ・バス幅も採用しており、モバイル機器の高機能化を実現するものであります。
新製品の主な特長は次の通りであります。
| (1) |
0.15μmの微細プロセスや回路配置の工夫などにより、256MビットというNOR型フラッシュメモリでは業界最大容量を実現。 |
| (2) |
メモリ・セル部の面積を通常の1/2にすることができるMLC(Multi Level Cell)技術の採用により、単位チップ面積あたりのメモリ容量を増やし、低コスト化を実現。 |
| (3) |
読み出し回路などの工夫により、MLCを採用した場合に発生する傾向にある、通常品よりアクセスが遅くなる問題を防止でき、弊社従来品64Mビットフラッシュメモリ「μPD29F064115」と同等の85nsという高速アクセスを実現。
また、ページ内のデータを高速に出力するページ・アクセス機能を設けており、25nsという高速なページ・アクセス速度を実現。 |
| (4) |
32ビットでアクセス可能なデータ・バス幅32ビット/16ビット切り替え品(「μPD29F256415」)と、16ビット固定品(「μPD29F256115」)の2種類をラインアップ。
従来、モバイル機器では16ビットのデータ・バス幅が一般的であったが、32ビット製品を使用することにより、データのスルー・プットを2倍に向上することが可能。 |
| (5) |
データ書き込みを高速で行うページ・バッファ書き込み機能を搭載したことにより、ページ・バッファ単位で一括書き込みを実施することができ、これにより、データ書き込みの高速化を実現。 |
新製品のサンプル価格は、5,000円であります。また、量産規模としては平成15年度上期に月産150万個を計画しております。
近年、モバイル機器は、インターネットへのアクセスが標準機能となっており、それに伴い着メロ、ゲーム、GPS機能などに代表される様々な機能が次々と追加されております。この多機能化により、モバイル機器に搭載するアプリケーション・プログラムやデータは大容量化する傾向にあり、大容量のフラッシュメモリが必要となっています。
一方、必要なフラッシュメモリ容量が急激に増加することで、モバイル機器の原価に占めるフラッシュメモリの割合が増大しており、大容量でありながら低価格なフラッシュメモリが望まれております。
本製品は単体パッケージ品での供給のほかに、モバイル用RAMやSRAMと組み合わせた、S-MCP(Stacked Multi Chip Package)でも供給を予定しており、モバイル機器の小型化にも貢献する予定であります。
NECでは、今後も大容量のフラッシュメモリを開発することで、フラッシュメモリ製品のラインアップの拡充し、お客様のニーズに応えるべく努力してまいります。
なお、新製品の主な仕様は別紙をご覧ください。
| (注) |
NOR型 |
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メモリセル部分の回路構成の一種。 |
<この発表に関するお客様からの問い合わせ先>
NECエレクトロンデバイス 半導体テクニカルホットライン
電 話 (044)435-9494(直通)
FAX (044)435-9608
e-mail info@lsi.nec.co.jp
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