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ICカード用半導体設計に関し、「情報セキュリティ評価基準」認証を取得

2002年07月01日

日本電気株式会社

NEC(NECエレクトロンデバイス)はこのたび、設計子会社のNECマイクロシステム(本社:川崎市)において情報セキュリティ評価の世界標準であるISO/IEC15408(Common Criteria)の認証を取得いたしました。
なお、ICカード・マイコンの設計サイトとしてISO/IEC15408認証を取得するのは世界で初めてであります。

ICカードは、世界市場で2001年の6億枚から2004年には12億枚へ出荷の伸長が見込まれる成長産業であり、今後は現在主流の単一機能カードから次世代ICカードとして注目されるJAVAカードのようなマルチ・アプリケーション向けオープン・プラットフォーム・カードに比重が移ると見られております。NECでは、このようなオープン・プラットフォームに適した高速処理、高度暗号化処理用に最適化したハードウェアを有するデバイスとして、32ビットRISC型シングルチップ・マイコン「V850シリーズ」のASSP(Application Specific Standard Product)展開製品を戦略製品と位置付け、開発並びに量産を行っております。
マルチ・アプリケーション・カードは、モバイル通信、ネットワーク、金融(銀行カードやクレジット・カード)という3つの要素の融合分野におけるキー・デバイスとしての役割を期待されているため、今まで以上のセキュリティ確保が必要になります。

従来、セキュリティの確保は、製品自体の持つタンパーレジスト性(ハッカー等によるカードそのものに対する攻撃からいかに情報を守れるかという特性)に関心が集まっておりましたが、近年では、製品の設計から製造・搬送工程におけるセキュリティ・レベルの保証が重要視されるようになっております。
このセキュリティの高さを評価する手段として、欧米各国では軍事・政府調達目的にセキュリティ評価基準が独自に制定されております。しかし、グローバルな経済発展の基礎として民生分野における情報機器評価のインターオペラビリティ(相互運用互換性)の確保が不可欠となり、1999年に「情報セキュリティ評価基準」としてISO/IEC 15408が制定されました。

こうした市場要求を背景に、一連のセキュリティ認証取得活動をフランスの評価・認証機関と連携して取り組んだ結果、設計子会社であるNECマイクロシステム株式会社において設計サイトとして世界初の認証を取得いたしました。これは、昨年6月に半導体生産工場として世界で初めて認証を取得したNEC山口に続くもので、これによりNECは、ICカードマイコンの設計から生産、出荷まで一貫したセキュリティ体制を構築したことになります。

NECは、これらのセキュリティサイトでの認証取得により、より高いレベルのセキュリティを保証したICカードマイコンの受注拡大をめざしてまいります。

以上


(注) JAVAは、米国Sun Microsystems, Inc.の商標です。

<この発表に関するお客様からの問い合わせ先>

NECエレクトロンデバイス 半導体テクニカルホットライン

電 話 (044)435-9494(直通)
FAX (044)435-9608
E-Mail info@lsi.nec.co.jp
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