業界最高速仕様に準拠した18MビットSRAMの発売
2002年04月15日
日本電気株式会社
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| 「NECの18MビットQDRII/DDRIISRAMファミリ」 |
NEC(NECエレクトロンデバイス)はこのたび、ネットワーク・スイッチ、ルータ、その他の通信アプリケーション向けに、高性能な通信機器用メモリ仕様であるQDR(TM)II/DDR II(*)SRAM規格に準拠した「18Mビット QDR II/DDR IIファミリ」をNECマイクロシステム株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:山本 恭二)と共同で開発し、本日からサンプル出荷を開始いたします。
なお、新製品は、NECのQDR II/DDR II準拠SRAMの第一弾製品となります。
新製品の主な特長は以下の通りです。
| (1) |
0.15μm設計ルールの採用により、QDR II/DDR II準拠品として最大容量である18Mビットを集積化。 |
| (2) |
3種類のデータ入出力(8/18/36ビット)と2種類のバースト長(2または4)に対応した製品を用意しており、セットの構成に合わせて選択可能。 |
新製品のサンプル価格は10,000円/個となっており、生産規模としては平成14年9月以降、月産10万個を計画しております。
近年、スイッチやルータなど通信機器市場では、OC-192(10Gbps)やOC-768(40Gbps)などの超高速光通信規格が一般的になりつつあり、従来のSRAM技術では、これらの規格に求められるデータ転送速度の実現が難しくなっております。QDR/DDRは、こうしたニーズに応えるために新しく共同開発されたSRAM技術であります。
新製品は、QDR/DDRの最高動作速度を333MHzに向上させた第二世代の仕様であるQDR II/DDR IIに準拠しております。
新製品は、以下の特長を有しております。
| (1) |
0.15μm設計ル―ルの採用や回路配置の工夫などにより、18Mビットの大容量を実現。今後は36Mビット品も製品化予定。 |
| (2) |
1ビットのデータを取り出す(書き込む)時間(データ有効ウインドウ)を長く確保する事で、システム設計を容易化。例えば、250MHz動作品の場合、2nsのデータ・レート(データの読み/書きの起点から次の起点までの間隔)に対し、1.3nsという広い幅(データ・レート比65%)のデータ有効ウインドウを実現。 |
| (3) |
165ピン、13mm×15mmの小型FBGAパッケージに封入し、省スペースに貢献。小型化に伴い、プリント基板上の配線の短縮が可能となり、基板の配線設計が容易に。 |
| (4) |
電源電圧を1.8Vと低電圧化することで、低消費電力化を実現。 |
NECは今後も大容量のQDR II/DDR II準拠製品の開発に注力し、ラインアップを拡充しながら顧客のニーズに応えるべく努めてまいります。
なお、新製品の主な仕様は別紙をご参照ください。
| (*) |
QDR |
: |
クワッド・データ・レート(Quad Data Rate) |
| DDR |
: |
ダブル・データ・レート(Double Data Rate) |
QDR II/DDR IIについて:
QDR II/DDR II SRAMは、最高動作周波数として333MHzまでサポートする仕様となっており、システム・デザイナーが、高速データ転送を行う通信アプリケーションを設計する際に、非常に大きなバンド幅を提供します。
QDR IIアーキテクチャは、データ・ポートが入力ポートと出力ポートに分かれており、それぞれがDDR(ダブル・データ・レート)で動作することを特徴としております。その結果、ハイエンドの通信アプリケーションのために最適なパフォーマンスを得ることができる仕様となっております。
コモンI/OであるDDR II製品は、データのストリーミング動作など、読み込み・書き出しのいずれかを連続して行う動作に最適な仕様となっております。
QDR II/DDR II SRAM仕様は多くのネットワーク・プロセッサベンダーで人気があり、いくつかのネットワーク・プロセッサは現在QDR Iインタフェースが利用できるようになっております。
QDR IIとDDR IIの仕様は、高速ネットワーク市場のために、QDR共同開発チームによって策定されました。
QDR共同開発チームについて:
1999年、QDR共同開発チームは、高性能通信アプリケーション用SRAMアーキテクチャの新しい仕様を策定いたしました。現在、QDR共同開発チームはCypress Semiconductor(以下サイプレス)、Integrated Device Technology, Inc.(以下IDT)、Micron Technology,Inc.(以下マイクロン)、NEC、サムスン電子、日立製作所で構成されており、QDRファミリの開発を共同で行っております。共同開発チームは、それぞれ自社の工場・設備でこれらの製品ファミリを製造し、自社のスケジュールに従い製品を開発し、市場で競争を行っております。ロードマップを含むQDR SRAMテクノロジのさらに詳しい情報は、www.qdrsram.comで入手可能です。
| (注) |
QDRはIDT社、およびマイクロン社の登録商標です。
QDRとQuad Data Rate SRAMは、サイプレス、IDT、マイクロン、NEC、サムスン電子、日立製作所により開発された新しい製品ファミリを含みます。 |
<本件に関するお客様からの問い合わせ先>
NECエレクトロンデバイス 半導体テクニカルホットライン
電話: (044)435-9494(直通)
FAX: (044)435-9608
E-Mail: info@lsi.nec.co.jp
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