NEC(NECエレクトロンデバイス)は本日、欧州における半導体生産子会社であるNECセミコンダクターズ(UK)社(所在地:英国スコットランド・リビングストーン市、社長:後藤秀人、以下NECSUK)の稼動を2002年4月から休止することを決定いたしました。
NECは、半導体市況悪化に対応するため、国内においてはNEC相模原事業場(神奈川県相模原市)の旧試作ラインやNEC九州(熊本県熊本市)の一部拡散ラインの閉鎖、海外においてはNECエレクトロニクス・ローズビル工場(米国カリフォルニア州ローズビル市)のDRAM生産からの撤退と拡散能力や人員の削減を実施しております。NECSUKにおいては、今年度中にDRAM生産から撤退しシステムLSI工場に転換するとともに、2001年度下期中に拡散ラインの生産能力を月産2万8千枚から1万5千枚に、人員も約1,600人から1,000人未満にそれぞれ削減することを7月に決定し、実施中であります。
NECは、これらの施策により、NECの拡散能力を2001年度末までに2000年度比15%削減するほか、設備投資の削減などにより、固定費を 2000年度比14%削減し、損益分岐点を2,000億円引き下げる構造改革を推進し、来期の業績改善を目指しております。
しかしながら、NECSUKで生産している携帯電話向けLSIや欧州顧客向けカスタムLSIの需要不振により、NECSUKの稼動率が大幅に低下していることや半導体の市況が一層低迷していることから、このたびの休止を決定いたしました。
休止に伴い、NECSUKの従業員約1,260名については、2002年3月末で解雇いたします。
なお、稼動再開については今後の半導体需給動向により検討してまいります。
NECセミコンダクターズ(UK)の概要は別紙をご参照下さい。