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高機能周辺回路内蔵の64ビットマイクロプロセッサの発売

2001年12月03日

日本電気株式会社
「VR4181A」
「NECの64ビットRISCマイコン(VR4181A)」

NEC(NECエレクトロンデバイス)はこのたび、PDAなどのモバイル・ネットワーク機器に最適な高性能64ビットRISC型マイクロプロセッサ 「VR4181A」を開発し、本日からサンプル出荷を開始いたします。
新製品のサンプル価格は5,000円/個で、平成14年4月から月産10万個の生産規模を予定しております。

「VR4181A」は、MIPSアーキテクチャに基づく64ビットRISC型MPU「VR4120」をCPUコアとして採用し、モバイル・インターネット機器に必要な全ての機能を1チップに集積したもので、主な特長は以下の通りであります。

  1. 従来製品比約2倍に性能向上

    131MHz動作時に156MIPSと、当社従来製品「VR4181」に比べ性能を約2倍に向上し、現在当社で開発中の「指紋認証」などの高度なセキュリティ技術への対応も可能。

  2. 65,536色液晶表示に対応

    最大画面サイズ1024×1024ピクセル、最大発色数65,536色という高品位な表示画面を実現するSTN/TFT対応LCDコントローラを内蔵し、写真などを使用したコンテンツにも対応可能。

  3. 周辺機器とのインタフェース回路を内蔵

    USBホスト・コントローラおよびUSBファンクション・コントローラの双方を内蔵し、PCや携帯電話をはじめとする様々な周辺機器と高速な接続が可能。

  4. ハードウェアデバッグ機能内蔵

    デバッグコントロール機能内蔵により「VR4181A」をターゲットボード上に実装した状態でのエミュレータ使用が可能。この「オン・ターゲット・エミュレーション環境」により、顧客の製品開発期間を短縮。
    同エミュレーション環境は、有力ツールベンダーからリリースされる予定で、Windows(R)・ワークステーション上で動作する最適化コンパイラ・デバッガ・各種リアルタイムOS等の開発環境もサポート(*1)される予定。

近年、インターネット・インフラは急激に拡大しており、モバイル機器や家電にはインターネット接続機能が求められております。そのためには Microsoft(R) Windows(R)CEやLinuxなどのOSとブラウザを実行できる高性能CPUと、タッチパネル、キーボードといったヒューマン・インタフェースを容易に接続できる周辺機能を集積したLSIが必要です。新製品は、従来このようなニーズに応えてきた「VR4181」に代わる高性能・多機能品として、インターネットの高速化・大容量化、セキュリティの向上といったニーズに応えるものであります。

NECは今後もNECマイクロシステムと共同で動作周波数の向上、メモリ・インタフェースなどの搭載、チップセットの強化、開発環境の整備など、顧客ニーズを満たす「VRシリーズ」ラインナップの拡充を進めてまいります。
NECのマイクロコンピュータに関する詳細はhttp://www.ic.nec.co.jp/micro/をご覧下さい。

なお、「VR4181A」の主な仕様は、別紙をご参照下さい。

以上


(*1) 開発環境サポートメーカー
京都マイクロコンピュータ(株)、米国Green Hills Software, Inc.、(株)ソフィアシステムズ、マイクロソフト(株)、(株)マイダス・ラボ、(株)モンタビスタ、横河デジタルコンピュータ(株)、レッドハット(株)など。
(注) Microsoft、Windowsは米国Microsoft Corporation の米国および他の国における登録商標です。LinuxはLinus Torvaldsの登録商標です。他のすべての名称は、各社の商標または登録商標です。


<この発表に関するお客様からの問い合わせ先>

NECエレクトロンデバイス 半導体テクニカルホットライン

電 話 (044)435-9494(直通)
FAX (044)435-9608
E-Mail s-info@saed.tmg.nec.co.jp
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