NEC(NECエレクトロンデバイス)はこのたび、ハイエンド系組み込み応用分野に最適な高性能64ビットRISC型マイクロプロセッサ「VR5500」および「VR4131」の高速版の開発を完了し、「VR5500」は400MHz動作品、「VR4131」は250MHz動作品のサンプル出荷を本日から開始いたします。
「VR5500−400MHz」の特長
- 高速処理のため、2命令同時実行可能な先進のアウト・オブ・オーダー型スーパースケーラを採用することにより、400MHz動作時に804MIPSというこのクラスでは世界最高の性能を実現。
- 動作温度範囲を−40
〜+85
へ拡張し、カーナビゲーションシステムなど車載用途や通信分野にも対応。
- 「VR5500アーキテクチャ」の特長である深いパイプライン構造(9段相当)により、将来的に800MHz動作・1600MIPS以上の高性能化が可能。
「VR4131−250MHz」の特長
- 2命令同時実行可能なスーパースケーラを採用することにより、250 MHz動作時に425MIPSという高性能を実現する一方、消費電力を275mWに抑え、このクラスでは世界最高の電力性能比を実現。
- 動作温度範囲を−40
〜+85
へ拡張し、カーナビゲーションシステムなど車載用途や通信分野にも対応。
新製品のサンプル価格は、「VR5500−400MHz」が1個1万円、「VR4131−250MHz」が1個5,000円となっており、どちらも本日からサンプル出荷を開始し、2002年春からそれぞれ月産10万個の規模で量産を開始いたします。
さらに、「VR5432/VR5500」用SDRAM−PCIブリッジチップである「VRC5477」をベースに、チップセットベンダーとの協業によりデジタルコンシューマ・マーケットなどのシステム・ソリューションを拡充し、「VRシリーズ」ビジネスのさらなる拡大を推進します。
また、マイクロソフト社が本年8月から提供を開始しているMicrosoft
Windows
CEの次期バージョン「タリスカー(Talisker)」(開発コード名)のベータ2は、新たに64ビット・サポートを含んでおり、64ビットアーキテクチャを有する「VRシリーズ」の性能を最大限に引き出すことが可能となります。
マルチメディア機能が豊富な「Talisker」とNECの64ビット「VRシリーズ」の組み合わせによって、大量のデータを高速に処理することが可能になることから、NECは、高性能なWindows CEベースのセットトップ・ボックスや、その他、様々なデータ処理が行えるスマート・デバイスを実現してまいります。
NECはNECマイクロシステムと共同で、今後も動作周波数の向上、メモリ・インタフェースなどの搭載、およびチップセットの強化、開発環境の整備など 「VRシリーズ」の拡充を進めていく予定であります。
「VRシリーズ」をはじめとするNECのマイクロコンピュータに関するさらに詳しい情報はhttp://www.ic.nec.co.jp/micro/をご覧下さい。
なお、「VR5500」、「VRC5477」、「VR4131」の主な仕様は、別紙をご参照下さい。
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| (注) |
記載されている社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
<この発表に関するお客様からの問い合わせ先>
NECエレクトロンデバイス 半導体テクニカルホットライン
電 話 (044)435−9494(直通)
FAX (044)435−9608
E-Mail info@lsi.nec.co.jp