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平成13年7月4日

日本電気株式会社

高画質TVを実現する3次元Y/C分離LSIの発売

μPD64083
「μPD64083」

NEC(NECエレクトロンデバイス)はこのたび、4Mビットのメモリ内蔵により完全なワンチップ化を実現した3次元Y/C分離LSI「μPD64083」を世界に先駆けて製品化し、本年8月からサンプル出荷を開始いたします。

新製品の主な特長は以下の通りです。
  1. 4MビットのDRAMをはじめ、各種周辺機能を全て内蔵。従来は2〜3チップ必要だった3次元Y/C分離システムがワンチップで構成可能。

  2. メモリ内蔵により、メモリインターフェース部から発生していたノイズによる画質劣化を完全に抑え、従来と同等の10ビット輝度信号処理をベースに、あらゆる映像信号に対しより一層の高画質化を実現。

  3. 周辺回路の内蔵と回路設計の最適化により、動作時の消費電力を従来比約1/2に削減。
新製品のサンプル価格は2000円で、本年12月以降、月産100万個での量産を計画しております。
ブロードバンド時代の到来により、デジタル放送やホームサーバなどを利用した高画質映像配信が現実のものとなりつつある現在、既存のアナログテレビ放送においても従来以上の高画質化が求められております。また、現在のテレビ市場においては、BSデジタルチューナ内蔵や、液晶パネル、プラズマ・ディスプレイを利用した高画質メディア対応の製品がテレビの需要を刺激しております。
これらのテレビでは、アナログNTSC信号においてもより一層の高画質が求められており、従来のアナログ2次元Y/C分離を行った場合に顕著に現れる「クロスカラー」(斜め線などの細かい絵柄に発生する色状のノイズ)や「ドット妨害」(色の輪郭に発生する網目状のノイズ)といった現象を低減できる3次元Y/C分離回路の搭載が必須となっております。
当社ではデジタル映像信号処理技術を駆使した3次元Y/C分離LSIとして「μPD64082」などの10ビット輝度信号処理を採用した業界最高水準のY/C分離性能を有する製品を販売しておりますが、3次元Y/C分離回路には高度なデジタル信号処理技術や外付けメモリなどが必要であり、システムが複雑で高コストとなるため、コスト低減・消費電力削減が求められておりました。

新製品の主な特長は以下の通りとなっております。
  1. 低消費電力化

    メモリを含めたシステムトータルで消費電力を当社従来製品比約1/2に削減。また、スリープモードの搭載により、未使用時のスタンバイ電力を大幅に削減。

  2. 多彩な付加機能

    適応型3次元Y/C分離のほか、フレーム巡回型およびフレーム・コム型ノイズリダクション機能、水平・垂直エンハンサ、ID−1検出機能など、多彩な機能を搭載。


なお、新製品の主な仕様は別紙をご参照ください。

以 上


<この発表に関するお客様からの問い合わせ先>

NECエレクトロンデバイス 半導体テクニカルホットライン

電 話 (044)435−9494(直通)
FAX (044)435−9608
E-Mail s-info@saed.tmg.nec.co.jp

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