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平成13年6月29日

日本電気株式会社
山口日本電気株式会社

世界に先駆け「情報セキュリティ評価基準」の工場認証を取得



NEC(NECエレクトロンデバイス)はこのたび、情報セキュリティ評価の世界標準であるISO/IEC 15408(Common Criteria)の認証を、ICカード・マイコンの生産工場であるNEC山口(社長:山本宏彦、本社:山口県楠町)において世界で初めて取得いたしました。

ICカードは、世界市場で2000年には6億枚、2003年には14億枚の出荷が見込まれる成長産業であり、今後は現在主流の単機能カードから次世代 ICカードとして注目されるJAVAカードの様なマルチ・アプリケーション向けオープン・プラットフォーム・カードに比重が移ると見られております。NECでは、この様なオープン・プラットフォームに適した高速処理、高度暗号化処理用に最適化したハードウェアを有するデバイスとして、32ビットRISC型シングルチップ・マイコン「V850シリーズ」のASSP(Application Specific Standard Product)展開製品を戦略製品と位置付け、開発並びに量産を行っております。

マルチ・アプリケーション・カードは、モバイル通信、ネットワーク、金融(銀行カードやクレジット・カード)という3つの要素の融合分野におけるキー・デバイスとしての役割を期待される為に、今まで以上のセキュリティの確保が要求されます。
従来セキュリティの確保には、製品自体の持つタンパーレジスト性(ハッカー等によるカードそのものに対する攻撃からいかに情報を守れるかという特性)のみに関心が集まっておりましたが、カード自身の価値が上がるとともに、それだけでは十分とは言えず、それ以前の工程、即ち、カードの設計、製造工程、並びに搬送工程におけるセキュリティ・レベルの保証が近年ますます重要視される様になってまいりました。
このセキュリティの高さを評価する手段として、欧米各国では軍事・政府調達目的にセキュリティ評価基準が独自に作られておりました。しかし、グローバルな情報経済の発展の基礎として民生分野における情報機器評価のインターオペラビリティ(相互運用互換性)の確保が不可欠となり、1999年にISO/IEC 15408として「情報セキュリティ評価基準」が制定されました。

NECでは、この様な市場要求を背景に、NEC山口におきまして1999年11月よりISO/IEC 15408の前身である Common Criteriaに準拠した製造サイトのセキュリティ認証取得活動をフランスの評価・認証機関と連携して展開し、本年6月28日に半導体生産工場として世界に先駆け認証を取得いたしました。これにより、デバイスそのものだけでなく、その生産においても安全性を保証できることになります。

現在、ICカードマイコンの設計サイトへの展開も進めており、年内には認証を取得する予定であります。これら一連のセキュリティサイト認証取得により、高いレベルのセキュリティを保証することで、ICカードマイコンの受注拡大につなげてまいります。

以 上


(注) JAVAは、米国Sun Microsystems, Inc.の商標です。


<この発表に関するお客様からの問合せ先>

NECエレクトロンデバイス 半導体テクニカルホットライン

電 話 (044)435−9494(直通)
FAX (044)435−9608
e-mail s-info@saed.tmg.nec.co.jp

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