| 2000年3月9日 |
| 日本電気株式会社 |
| 三洋電機株式会社 |
NECと三洋電機が半導体分野で提携日本電気株式会社(以下、NEC)ならびに三洋電機株式会社(以下、三洋電機)の両社はこのたび、「TFT液晶ドライバIC」事業に関して提携いたしました。 両社の提携内容は以下の通りであります。
今回の提携により、三洋電機は、NECからの委託分として今月からTFT液晶ドライバICの生産を月産200万個体制で開始するとともに、本年秋から三洋電機ブランドでTFT液晶ドライバIC事業に新規参入(月産200万個体制)いたします。これらにより、NEC互換のTFT液晶ドライバICは、現在の月産900万個から月産1300万個に増産となります。 近年、パソコン用モニタ市場においては、省スペース、省パワー、目に優しいなどのメリット、インテリア的にスマートな点、などにより従来のCRTからTFT液晶ディスプレイへの置き換えが進んでおります。このモニタ市場とノートパソコン市場におけるTFT液晶パネル需要の急増により、特にパソコン用として多用されている12型〜15型クラスの大型TFT液晶パネルの需要が急激に増加しております。 TFT液晶ドライバICは、TFT液晶パネルを駆動する機能を有する最重要部品であります。また、高耐圧の半導体プロセス技術が必要なことから供給メーカーは世界的に見ても限定されており、昨年春以降、需給逼迫が続いております。 また、液晶パネルメーカにおいては、モジュール生産効率化のため、パネル機種間の部品共有化などを進めております。しかしながら、各社TFT液晶ドライバIC間には微妙な差異があり、各社のドライバICを相互に代替使用できないため、各液晶パネルメーカからは、全く同一の仕様を持ったTFT液晶ドライバICの大量かつ安定供給が強く望まれております。 NECは、1990年にOA機器向けの大型TFT液晶用ドライバICを業界に先駆けて製品化いたしました。以来、微細化と高耐圧を両立した製造プロセス確立で先行し、現在のモニタ用LCDに必須の高画質対応製品をいちはやく投入してきたことなどにより、NECはTFT液晶ドライバにおいてシェア30%を有するトップメーカーとなっております。 三洋電機は、従来からSTN液晶ドライバの事業を行っており、今回の提携に必要な微細化と高耐圧デバイス技術を用いたTFT液晶ドライバの製造力を備えておりました。そのため、TFT液晶ドライバについては新規参入となりますが、生産の垂直立ち上げが可能となります。 今回の提携は、前述の市場のニーズに応えるものであり、両社では今後とも、TFT液晶ドライバICの安定供給に向けて努力してまいります。 以 上
NEC 半導体テクニカルホットライン 電話 : 044−548−8899(直通) FAX : 044−548−7900 電子メール : s-info@saed.tmg.nec.co.jp 三洋電機株式会社 セミコンダクターカンパニー |