主な違いは次のとおりです。
RX850V4はμITRON4 仕様、RX850 と RX850 Pro はともに μITRON3 仕様です。
RX850 / RX850V4は、資源はすべて静的生成ですが、RX850 Pro は静的生成と動的生成の両方が可能です。
RX850 / RX850V4のメモリ・プールには可変長と固定長の両方がありますが、RX850 Pro は可変長のみです。
RX850 は、RX850 Pro のサブセットのような位置づけで、コード・サイズ、
使用 RAM は RX850 Pro に比べて少ないです。
また、処理速度も若干速いです。
ただし、速度優先のために r0 相対命令を使用しているので、メモリ配置に制限があります。
一方、RX850 Pro は、RX850 に比べてコード・サイズ、使用 RAM サイズは大きいですが、
メモリ配置の制限がありません。
また、資源の動的生成ができるので、アプリケーション作成の自由度が大きいです。
RX850V4はRX850のμITRON4.0仕様版という位置づけです。
メモリ配置制限がない分コード・サイズ、使用RAMはRX850より多くなっていますが、
RX850Proよりも少ないです。
RX850 / RX850 Pro / RX850V4はV850、V850ES、V850E1上で動きますが、このような観点から、
V850、V850ES をターゲットにしている場合は RX850 / RX850V4、V850E1をターゲットにしている場合は RX850V4 / RX850 Pro を使用することを推奨しています。
また、V850E2上では、RX850 Pro / RX850V4は動きますが、RX850は動きません。
仕様の差分については、web
(http://www.necel.com/micro/ja/development/asia/v850/realtimeos.html)を参照してください。