現象から
WAIT端子の未処理(OPEN状態)が原因です。シングルチップモード0ではこの端子の初期状態はポートとなりますが、ROMレスモードやROMレス品でのこの端子の初期状態は
WAIT端子となります。パワーオン後の最初の命令をフェッチする際に
WAIT端子のレベル確認が行われます。この時に
WAIT端子がOPEN状態ならば、
WAIT端子はパワーオンに伴う電荷蓄積によりたまたまHレベルと認識され、ウェイト動作を行なわなかったので正常に動作。
しかし、その後のリセット入力では、
WAIT端子の信号レベルがリセット入力以前の状態に依存する為、Lレベルの場合リセット解除後、直ぐにWAIT状態に移行しバス動作が停止します。(おそらく、端子処理として出力状態でオープンの処理を行っていたが、そのときの出力データがLレベルであった為に、端子の電荷がなくなってしまい、以降はLレベルと判断されたものと思われます。)
WAITや
HLDRQについてはポートとしてだけではなく兼用機能として正しく処理をして下さい。
具体的にはPULL-UP抵抗を付加します。
〔兼用端子処理対応の流れ:uPD703100での事例〕
(2006/01)