入力と出力は、どちらでもけっこうです。ただし、入出力ポートは、リセットで入力になりますので、そのまま抵抗でプルアップ/プルダウンするのが、もっとも好ましい処理です。
部品点数の削減を望まれる場合には、出力に設定することをお勧めしています。この場合、出力に設定するまでは貫通電流が流れる可能性がありますが、中間電位での固定ではなく、ノイズによるふらつき状態なので、継続的に流れるものではありません。リセット直後に、すぐ出力に設定すれば、劣化などの問題はないと考えられます。
なお、入力のままにする場合でも、プログラムの暴走やノイズの影響で出力になる可能性を考慮して、抵抗挿入を推奨しています。電源やグランドに直結できるのは、出力機能のない入力専用ポートです。
ただし、長年にわたって高信頼性を維持しなければならないシステムなどでは、入力専用ポートでも、抵抗を挿入することが最善の処理です。きわめてまれなケースと考えられますが、もし製品劣化によって、ゲート入力に電流が流れるようになった場合、システム全体の電流が引っ張られて、システム・ダウンにいたることも想定できます。
(2007/09)