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トラブル・シューティング

目次

    
FAQ-ID = troubl-nnnn
0001: 回路が動作しない。
0002: 正常動作途中で回路が動作しなくなり、リセットが効かない。
0003: シリアル通信で受信ができない (送信データは正常)。
0004: マイコン・システムで、同じ動作を繰り返して先へ進まない。
0005: マイコンのポートにハイ・レベルを出力できない。
0006: 端子の内部破壊が起こる。
0007: クロック発振回路が発振しない。
0008: 三端子レギュレータのトラブル・シューティング
0009: スイッチング・レギュレータのトラブル・シューティング
troubl
-0001
回路が動作しない。
(1) 各デバイスの電気的特性の範囲内で設計・使用していますか?

 ◆電源電圧、入出力電圧、動作タイミング、動作周囲温度 (放熱) は適正ですか?
 ◆電源は各デバイスに正常に供給されていますか?
   電源の電流容量は適正ですか?
   電源の極性は正しいですか?
   複数の電源・グランド端子がある場合、すべてを接続していますか?
   電源が発振していませんか?(周辺に使用しているコンデンサの温度特性を考慮していますか?)
   電源が電池の場合、低温時の電池の電圧/容量の低下を考慮していますか?
 ◆電源/グランドにノイズが乗っていませんか?
   電源/グランドの配線、バイパス・コンデンサの設置は適正ですか?
 ◆信号線にノイズが乗っていませんか?
   フィルタやボード・レイアウト、配線などのノイズ対策は適正ですか?
 ◆過負荷になっていませんか?
   出力端子に接続している配線/入力端子の電流、容量の各合計は、出力の規格内ですか?
 ◆規定のリセットがかかっていますか?
 ◆クロック波形は正常ですか?
 ◆RF/マイクロ波でのインピーダンス整合は取れていますか?

(2) CMOSデバイスの入力が未接続になっていませんか?

(3) 出力同士が衝突していませんか (オープン・ドレーンやオープン・コレクタを除く)。

(4) 出力を電源やグランドに直結していませんか?

(5) ディジタル設計の論理は合っていますか?
 ◆アクティブ・レベルやデコーダ、セレクタなどの回路の論理は適正ですか?

(6) ICの外付け回路などの定数は適切ですか?
 ◆特にRF/マイクロ波の場合は、インピーダンス整合のための定数の最適化が重要です。

(7) プログラマブル・デバイスのレジスタ設定は適切ですか?
 ◆誤ったモード設定や禁止状態の設定はないですか?

(8) 発振回路内蔵デバイスの発振安定時間を待っていますか?

(9) マイコンのプログラムは、フェッチ可能なメモリ・エリアに展開していますか?

(10) マイコンの多重割り込みで、スタックがオーバフローしていませんか?
 ◆スタック・ポインタの設定をご確認ください。

(11) マイコンの割り込みが、他の割り込みとの競合で保留されていませんか?
 ◆割り込み応答が遅くなると、処理が間に合わなくなり、その後の処理ができなくなることがあります。
   この場合は、割り込みの優先度の見直しと多重割り込みをご検討ください。

(12)デバイスが壊れていませんか (規格越えや寿命)。
 ◆MOSデバイスやその搭載基板の取り扱いで、静電気対策をされましたか?
 ◆端子に過電圧がかかっていませんか?
 ◆実装 (はんだ付け) 条件は守られましたか (温度破壊)。
 ◆保存温度を越えて保管していませんか?
 ◆製品寿命 (劣化) ではないですか?

 備考 内部ショート状態の破壊では、電源ダウンで誤動作デバイスの特定が困難な場合があります。
    なお、ショートになるかオープンになるかは予測できません。

(2007/12)

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(2007/12)

troubl
-0002
正常動作途中で回路が動作しなくなり、リセットが効かない。
規定外の電圧 (ノイズを含む) をCMOSデバイスに入力して、ラッチアップを起こしていませんか?
 ◆デバイスが壊れていなければ、正規の入力電圧にすれば「電源断 - 再投入 - リセット」で再起動します。
  ただしラッチアップは劣化を促進させるので、当該システムを量産出荷されないようお勧めします。
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(2003/10)

troubl
-0003
シリアル通信で受信ができない (送信データは正常)。
(1) 送信側と受信側の伝送速度の設定は一致していますか?

(2) 送信側の伝送速度誤差は、受信側の許容範囲内ですか?

(3) 受信データにノイズが乗っていませんか?
 ◆数十nsのサンプリング間隔で波形観測をしてみてください。
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(2003/10)

troubl
-0004
マイコン・システムで、同じ動作を繰り返して先へ進まない。
プログラムに無限ループとなる個所はありませんか?
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(2003/10)

troubl
-0005
マイコンのポートにハイ・レベルを出力できない。
(1)ポート・モード・レジスタで出力モードに設定していますか。
ポート・レジスタに"1"を設定するだけでは、出力になりません。
(2)オープン・ドレインのポートなら、プルアップ抵抗を接続していますか。
プルアップをしなければ、ハイ・レベル駆動要因がありません。
(3)アナログ入力兼用ポートなら、アナログ電源を供給していますか。
アナログ入力が兼用の場合、デジタル出力の電源がアナログ電源になっていることがあります。
その製品の入出力回路図をご参照ください。

(2007/05)

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(2007/05)

troubl
-0006
端子の内部破壊が起こる。
(1)過電圧や過電流になっていませんか?
DC特性や推奨動作条件を越えた設計になっていると、劣化を促進させる可能性があります。
規格内の設計であっても、ノイズ対策がされていないと、ノイズの影響で劣化する可能性があります。
また、アンダシュートオーバシュートを生じる信号の入力でも、同様に劣化する可能性があります。

(2)静電気を印加していませんか?
基板へのデバイス実装時に、静電気対策をしてください。
特に手で取り扱う場合、QFPなどはピンに触れることになりますので、対策が不十分なら破壊の可能性が高くなります。

参考資料:「静電気放電(ESD)破壊対策ガイド」

基板実装後でも、基板やコネクタの端子に触れず、導電素材で包装をしてください。

(2007/08)

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(2007/08)

troubl
-0007
クロック発振回路が発振しない。
発振回路の動作はデリケートです。発振子とのマッチングやノイズ環境などに、次のような問題はありませんか?
たまたま動作した、試作の発振定数で量産した(特性のばらつきを要確認)
発振回路はアナログで、特性のばらつきがあります。
使用されるコンデンサの容量にも誤差があります。
試作と量産で、配線の特性が変わった(バラック配線とプリント配線では、長さ・配置・容量などが異なる)
配線が長い(容量が大きくなり、ノイズも拾いやすくなる)
他の信号線が交差している(ノイズを拾いやすくなる)
付近に大電流配線がある(グランド電位が変動する)
グランド線を他の回路と共用している(グランド電位が変動する)
発振信号線を取り出している(容量が大きくなり、グランド電位も変動する)
波形観測でプローブをあてると、同様の状況になります。
また、発振波形は微弱振動なので、クロック波形は観測できません。
フラッシュ・マイコンをマスク品に置き換えた(マッチング(コンデンサ容量)の再評価が必要)
ROMサイズの変更だけなら、再評価は不要です。

(2007/09)

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(2007/09)

troubl
-0008
三端子レギュレータのトラブル・シューティング
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(2008/05)

troubl
-0009
スイッチング・レギュレータのトラブル・シューティング
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(2008/05)









































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