2SK3510データシートの「DYNAMIC INPUT/OUTPUT CHARACTERISTICS」特性グラフを参照ください。
Qgsは、FETがオンしはじめるまでの電荷量を示します。
FETがオンし始めるまでは、ゲート・ソース間容量を充電することとなります。
グラフではV
GSの最初のランプアップ期間が、この状態にあたります。
グラフから数値を読み取ると、約30nCです。
Qgdは、FETがオンし始めると、ドレイン・ソース間電圧が低下しはじめ、ゲート・ドレイン間の容量を充電することとなります。
グラフではV
GSがランプアップ後に平坦になっている期間が、この状態にあたります。
この平坦になっている期間を読み取ると約50nC程度となっています。
ゲート・ドレイン間容量の充電が完了すると、再びゲート電圧はランプアップします。
Qgは、スペック条件にありますように、ゲート・ソース間電圧を10Vとするのに必要なゲート総電荷量を示しています。
Qg=Qgs+Qgd+[平坦後のランプアップで、V
GSが10Vになるまで充電するのに必要な電荷量]
グラフから、V
DD=60V条件時では約150nCとなります。
故に、スペック上のQgはQgs+Qgdにはなりません。
(2006/05)